長い時間を中に置いていても、同じように愛し、同じように愛されようと望んでいる。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(11 花散里)」(1914)
切なさ恋愛関係を維持することの難しさに直面したとき
宮様、宮様、お馬の前にひらひらするのはなんじゃいな
島崎藤村破戒」(1906)
希望新しい時代の始まりを実感したとき
泥棒がつけたのらしいということが分かった。
有島武郎生れ出づる悩み」(1918)
安堵原因不明の災いの理由がわかったとき
体中とても血の回りがよくなって大変いい気持ちです。
宮沢賢治セロ弾きのゴーシュ」(1934)
希望誰かの役に立てたと実感したとき
あまりまじめ一方で、最後まで女らしく書かれていないのが悪いと思うのですよ。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(25 蛍)」(1914)
批評理想の女性像について考えるとき
人間は使命的存在である。
三木清哲学入門」(1940)
決意自分の人生の目的について考えるとき
母ちゃん、お星さまは、あんな低いところにも落ちてるのねえ
新美南吉手袋を買いに」(1943)
好奇心世界の美しさに気づいたとき
孤独は山になく、街にある。
三木清人生論ノート」(1941)
孤独大勢の人に囲まれているのに孤独感を覚えるとき
信用しないって、特にあなたを信用しないんじゃない。人間全体を信用しないんです。
夏目漱石こころ」(1914)
絶望人間不信の深淵を覗くとき
人間の命を何だと思ってやがるんだ!
小林多喜二蟹工船」(1929)
怒り生命が軽視されていると感じたとき
すべての人間が神の前においては平等であることを知らない者の人間の世界において平均化を求める傾向である。
三木清人生論ノート」(1941)
皮肉嫉妬心の醜さを自覚するとき
富を得ていながら、欠けた事を思うほど、苦しい事は世間にない。
ゲーテファウスト」(1808)
虚無成功を収めても心が満たされないとき
それだ! それだ! それが出れば絵になりますよ
夏目漱石草枕」(1906)
歓喜長い間探していたものを見つけたとき
真に自己に内在的なものは超越的なものによって媒介されたものでなければならない。
三木清哲学入門」(1940)
畏怖自分の内面と外界の関係を考えるとき
あの蠟燭が尽きないうちに私が眠るか、またはコップ一杯の酔いが覚めてしまうか、どちらかでないと、キクちゃんが、あぶない。
太宰治」(1947)
恐怖理性と欲望の間で葛藤しているとき
「いき」は恋の束縛に超越した自由なる浮気心でなければならぬ。
九鬼周造「いき」の構造」(1930)
自由恋愛に縛られすぎていると感じるとき
娘が見たくてならなかった。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(29 行幸)」(1914)
切望長年離れていた家族に再会できると知ったとき
生きてる頭を、死んだ講義で封じ込めちゃ、助からない
夏目漱石三四郎」(1908)
焦燥講義がつまらないと愚痴をこぼすとき
ぷつりと音を立てて切れました。
芥川龍之介蜘蛛の糸」(1918)
恐怖取り返しのつかないことをしてしまったとき
なぜこんな可愛い友達を一度でも殴ったろうと思った。
有島武郎生れ出づる悩み」(1918)
後悔大切な人を傷つけてしまったことを悔やむとき