ホーム
/
蜜柑
/
不可解な、下等な、退屈な...
/
背景解説
もどる
不可解な、下等な、退屈な人生の象徴でなくて何であろう。
芥川龍之介「蜜柑」
背景解説
人生への絶望を「象徴」として捉える芥川の視点が鋭い。トンネル、田舎娘、新聞記事が全て人生の退屈さの象徴に見えてくる皮肉な表現。
しかしその後、予想外の出来事が起こる
あらすじを見てみる →
本文を読む →
『蜜柑』の他のひとふみ
私の頭の中には言いようのない疲労と倦怠が、まるで雪曇りの空のようなどんよりした影を落としていた。
芥川龍之介
しかし、私の心の上には、切ないほどはっきりと、この光景が焼きつけられた。
芥川龍之介
私はこの時初めて、言いようのない疲労と倦怠とを、そして又不可解な、下等な、退屈な人生を僅かに忘れることができたのである。
芥川龍之介
「諦念」が響くひとふみ
幸福は一生、来ないのだ。それは、わかっている。
太宰治
そこで考え出したのは、道化でした。
太宰治
人間は、お互い何も相手を分からない。
太宰治
ただ、一切は過ぎて行きます。
太宰治
おまえはもうカムパネルラを探してもむだだ
宮沢賢治
しかし、下人は雨がやんでも、特別どうしようという当てはない。
芥川龍之介
← ホームに戻る