ひとふみ
一文から始まる読書体験
どうせ死ぬんだから、旨(うま)いものでも食って死ななくっちゃ
夏目漱石『こころ』
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今日のひとふみ
どうせ死ぬんだから、旨(うま)いものでも食って死ななくっちゃ
夏目漱石
法善寺横丁の水掛不動の前を 二人は並んで歩いた。 何度この道を通ったことか。 足が覚えている道であった。
織田作之助
隣の広間の床に据(す)えてある置時計が次の刻(とき)を打つまでには、きっと悟って見せる。悟った上で、今夜また入室(にゅうしつ)する。そうして和尚の首と悟りと引替(ひきかえ)にしてやる。
夏目漱石
下人の心には、 ある勇気が生まれて来た。
芥川龍之介
「科学者になるには『あたま』がよくなくてはいけない」これは普通世人の口にする一つの命題である。これはある意味ではほんとうだと思われる。しかし、一方でまた「科学者はあたまが悪くなくてはいけない」という命題も、ある意味ではやはりほんとうである
寺田寅彦
お前たちの中には母上の血が流れている。母上は決して死んではいない。
有島武郎
そうだ、一度にひと身上いるんだ
ドストエフスキー
「生」に於て、「美」は死滅する。が、「藝術」に於ては、死滅しない。
レオナルド・ダ・ヴインチ
書きだしのひとふみ
ある朝、グレゴール・ザムザが気がかりな夢から目ざめたとき、自分がベッドの上で一匹の巨大な毒虫に変わってしまっているのに気づいた。
フランツ・カフカ
私は、その男の写真を三枚、見たことがある。
太宰治
死について 近頃私は死というものをそんなに恐ろしく思わなくなった。
三木清
…………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。
夢野久作
そのころ、東京中の町という町、家という家では、ふたり以上の人が顔をあわせさえすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、怪人「二十面相」のうわさをしていました。
江戸川乱歩
私(わたくし)はその人を常に先生と呼んでいた。
夏目漱石
「では皆さんは、そういうふうに川だと言われたり、乳(ちち)の流れたあとだと言われたりしていた、このぼんやりと白いものが本当は何かご存知ですか」先生は、黒板につるした大きな黒い星座の図の、上から下へ白くけぶった銀河帯のようなところを指しながら、皆に問いかけました。
宮沢賢治
それは九月初旬のある蒸し暑い晩のことであった。
江戸川乱歩
ハッとするひとふみ
……ここはたしかに九州帝国大学の中の精神病科の病室に違いない。そうして私は一個の精神病患者として、この七号室? に収容されている人間に相違ないのだ。
夢野久作
せねば、饑死をするのじゃて、 仕方がなくした事であろ。
芥川龍之介
蹄の跡はいまだに岩の上に残っている。鶏の鳴く真似をしたものは天探女である。この蹄の痕の岩に刻みつけられている間、天探女は自分の敵である。
夏目漱石
もう帰んな。 おれたちは今日はこっちに泊まるんだから。
芥川龍之介
内供の自尊心は、妻帯と云うような結果的な事実に左右されるためには、余りにデリケイトに出来ていたのである。
芥川龍之介
しかし人間が虚栄的であるということはすでに人間のより高い性質を示している
三木清
二人は泣いて泣いて泣いて泣いて泣きました。
宮沢賢治
私たちの恥を 見せてあげよう
太宰治
考えたくなるひとふみ
庄兵衛はこの男を島へ送ることが果して是(ぜ)であろうかという疑を持った。
森鷗外
慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル
宮沢賢治
武蔵野に散歩する人は、 道に迷うことを苦にしてはならない。
国木田独歩
元来人間というものは自己の力量に慢じてみんな増長している。少し人間より強いものが出て来て窘(いじ)めてやらなくてはこの先どこまで増長するか分らない。
夏目漱石
ただあなたとわたしのように、こういっしょにいるところなんで、その場限りで面白味があるでしょう
夏目漱石
お前、私がこうしていると何をしているように見える? ……死の影の谷を歩いているように見えるかしら?
堀辰雄
かっこうかっこうかっこうかっこうかっこう
宮沢賢治
熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より頭の中のほうが広いでしょう。とらわれちゃだめだ。
夏目漱石
クライマックスのひとふみ
臆病な自尊心と、 尊大な羞恥心
中島敦
下人の行方は、誰も知らない。
芥川龍之介
戸はがたりとひらき、犬どもは吸い込まれるように飛んで行きました。
宮沢賢治
二人は泣いて泣いて泣いて泣いて泣きました。
宮沢賢治
譲治さん、あたしもう止めるわ
谷崎潤一郎
この書を外国に在る人々に呈す
柳田国男
でも、それは箱です。
江戸川乱歩
『ああ、実に! なんという汚らわしい事だろう! いったい、いったいおれが……いや、これは無意味(ノンセンス)だ、これは愚にもつかぬことだ!』
ドストエフスキー
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