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セメント樽の中の手紙
葉山嘉樹(1926年)
小説
約6分
2,497字
労働
社会問題
あらすじ — セメント樽から出てきた手紙が、労働者の魂を震わせる
セメント工場で働く松戸与三が、樽の中から小さな箱を見つける。中に入っていたのは、恋人を工場の機械で失った女工からの手紙だった。恋人の体はセメントになり、今もどこかの建物に使われている。プロレタリア文学の傑作短編。
この作品のひとふみ
一円九十銭の日当の中から、日に、五十銭の米を二升食われて、九十銭で着たり、住んだり、べらぼうめ!
葉山嘉樹
私の恋人は、どんなところに埋められても、そのところ々々によってきっといい事をします。
葉山嘉樹
あの人は棺に入らないで回転窯の中へ入ってしまいましたわ。
葉山嘉樹
へべれけに酔っ払いたいなあ。そうして何もかも打ち壊して見たいなあ。
葉山嘉樹
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