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赤い船
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赤い船
小川未明(1922年)
童話
約12分
4,830字
郷愁
自然
あらすじ — 姉は柳に、妹はつばめに――届かない姉妹の物語
仲睦まじい姉妹が父親の眼病を治すため、旅人の男から霊薬を譲り受ける代償として、美しい妹を差し出すことになる。妹を失った姉は悲しみのあまり柳の木に変わり、南の国へ連れて行かれた妹は故郷を恋しがって病気になってしまう。王様の魔法使いによってつばめに姿を変えた妹は故郷に帰り、柳となった姉のもとを毎年訪れるようになる。家族愛と自己犠牲をテーマに、美しくも哀切な変身譚で読者の心を打つ名作童話である。
この作品のひとふみ
人間は、顔や形よりも、魂が大事なのです。
小川未明
一夜のうちに姉の姿は消えて、そこに一本の柳となっていたのです。
小川未明
このままの姿では、とても何千里となく遠い国へ帰ることはできません。
小川未明
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