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猿蟹合戦
芥川龍之介(1923年)
エッセイ
約6分
2,222字
社会風刺
皮肉
あらすじ — 昔話の「めでたしめでたし」の裏側を暴く
誰もが知る「さるかに合戦」のその後を描いた風刺エッセイ。仇討ちを果たした蟹たちは逮捕され、死刑判決を受ける。世間の反応は冷たく、知識人たちは蟹を非難する。芥川龍之介が昔話を通して現代社会の偽善を鋭く突いた痛快な一篇。
この作品のひとふみ
しかしそれは嘘である。
芥川龍之介
優れた者が勝ち劣った者が負ける世の中で、こんな個人的な恨みを漏らすとすれば、愚か者でなければ狂人である。
芥川龍之介
天国は彼らの話によると、封建時代の城に似たデパートらしい。
芥川龍之介
言葉を世間の読者に寄せる。君たちもたいてい蟹なんですよ。
芥川龍之介
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