言葉を世間の読者に寄せる。君たちもたいてい蟹なんですよ。
芥川龍之介猿蟹合戦」(1923)
お前さんは真っ先に私の肥料になったんだねえ
谷崎潤一郎刺青」(1910)
こうして変わらない愛をかける源氏に真心から信頼している様子に同情がされた。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(23 初音)」(1914)
万というからには何事でも、口入れをするのが本当です。
芥川龍之介仙人」(1922)
ただその犯罪の名を言って聞かせるだけです。
芥川龍之介河童」(0)
犀でもなく虎でもなく、あの荒れ野をさまよっている。
下村湖人論語物語」(1938)
人生などというものは、せめて好きな楽しみでもして暮らしてしまいたい。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(21 乙女)」(1914)
どうも鬼というものの執念の深いのには困ったものだ。
芥川龍之介桃太郎」(1924)
おれは食欲があるが、あんなものはいやだ。
フランツ・カフカ変身」(0)
わたし雷さまより光るのがいやなの。
永井荷風濹東綺譚」(1937)
生きた哲学は現実を理解し得るものでなくてはならぬ。
九鬼周造「いき」の構造」(1930)