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仙人
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仙人
芥川龍之介(1922年)
小説
約8分
3,180字
ユーモア
寓話
あらすじ — 仙人になりたい男が、二十年の奉公の果てに得たもの
大阪で仙人になりたいと願う田舎者の権助が、口入れ屋を通じて医者の家に二十年間無給で奉公することになる。狡猾な医者の女房は仙術など知らないまま権助を使い、二十年後に仙術を教えると約束する。期限が来ると女房は権助に庭の高い松に登らせ、両手を放すよう命じる。これで諦めさせようとしたが、権助は落下せず空中に立ち止まり、本当に仙人となって雲の中へと昇っていく。純粋な信念が奇跡を生む不思議な物語。
この作品のひとふみ
私は仙人になりたいのだから、そういう所へ住み込ませてください。
芥川龍之介
万というからには何事でも、口入れをするのが本当です。
芥川龍之介
おかげ様で私も一人前の仙人になれました。
芥川龍之介
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