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まず内包的見地にあって、「いき」の第一の徴表は異性に対する「媚態」である。
九鬼周造「「いき」の構造」
背景解説
「いき」の正体、その第一の要素は「媚態」——つまり異性への色っぽさなんですって。哲学者がこんなことを真面目に分析してるのがもう面白いじゃないですか?
「いき」の第一要素は異性への「媚態」だった
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『「いき」の構造』の他のひとふみ
「いき」の構造は「媚態」と「意気地」と「諦め」との三契機を示している。
九鬼周造
野暮は垣根の外がまへ、三千楼の色競べ、意気地くらべや張競べ
九鬼周造
模様として縞が「いき」と看做されるのは決して偶然ではない。
九鬼周造
婀娜っぽい、かろらかな微笑の裏に、真摯な熱い涙のほのかな痕跡を見詰めたときに、はじめて「いき」の真相を把握し得たのである。
九鬼周造
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