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墓地からもどって来ても一人
尾崎放哉「尾崎放哉選句集」
背景解説
墓参りから帰ってきても、結局一人ぼっちの現実は変わらない。この句には、死者との対話を求めて墓地に向かったものの、生者である自分だけが現実に引き戻される切ない孤独感が込められてる。放哉の人生最期の小豆島での日々が、この短い句に凝縮されてるんだ。
でも、なぜ放哉はこの極限の孤独の中で、人生で最も美しい句を生み出せたのか?
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入れものが無い両手で受ける
尾崎放哉
すばらしい乳房だ蚊がいる
尾崎放哉
淋しいからだから爪がのび出す
尾崎放哉
こんなよい月を一人で見て寝る
尾崎放哉
底がぬけた柄杓で水を呑まうとした
尾崎放哉
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