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愛と認識との出発
倉田百三(1921年)
約471分
188,405字
あらすじ — 「愛に始まり、愛に帰る」——青年の魂が求めた真理と生の意味
倉田百三が青年期の苦悩と思索を綴った随想集。愛・認識・芸術・宗教を横断しながら、「生きるとは何か」を問い続ける。大正時代の青年文化を代表する一冊で、当時の若者のバイブルだった。100年後の今読んでも、「自分探し」の切実さが胸に迫る。
この作品のひとふみ
何が人生において最もよきことぞと問い顧みるとき、官能を透してくる物質の快楽よりも、恋する女と、愛する友と相抱いて、胸をぴたりと融合して、至情と至情との熱烈なる共鳴を感ずるそのときである。
倉田百三
私は生きている。私はこれほど確かな事実はないと思った。自己の存在はただちに内より直観できる。
倉田百三
私はこの生命と生命との交渉、魂と魂との接触は宇宙における厳粛なる偉大なる事実に相違ないと思った。
倉田百三
私は leben せんためには denken しなければならないと思った。
倉田百三
真摯に生きんとする人は必ず熱烈なる宗教的要求を感ぜずには居られないのである。
倉田百三
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