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野原から汽車の音が聞こえてきました。
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
背景解説
何気ない一文だけど、この「汽車の音」が現実から幻想への扉になっている。孤独な少年の心に響く遠い汽笛は、どこか別の世界への憧れを表している。この後の銀河鉄道の旅への伏線でもある、重要な転換点の一文だ。
この汽車はどこから来て、どこへ向かうのか?
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ほんとうのさいわいは 一体何だろう
宮沢賢治
カムパネルラ、 僕たち一緒に行こうねえ
宮沢賢治
なにがしあわせか わからないです。
宮沢賢治
僕はもう、あのさそりのように、 ほんとうにみんなの幸のためならば 僕のからだなんか 百ぺん灼いてもかまわない
宮沢賢治
どこまでもどこまでも 一緒に行こう
宮沢賢治
けれどもほんとうのさいわいは 一体何だろう
宮沢賢治
そうだ僕は知っていたのだ、もちろんカムパネルラも知っている。
宮沢賢治
ジョバンニは、ばっと胸がつめたくなり、そこらじゅうきいんと鳴るように思いました。
宮沢賢治
銀河ステーション、銀河ステーションと言う声がしたと思うと、いきなり眼の前が、ぱっと明るくなって。
宮沢賢治
ほんとうにあなたのほしいものはいったい何ですかと訊こうとして。
宮沢賢治
ジョバンニは、そのカムパネルラはもうあの銀河のはずれにしかいないというような気がしてしかたなかったのです。
宮沢賢治
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