人には自恃があればよい!
中原中也山羊の歌」(1934)
決意自分を信じる力を取り戻したいとき
私は本能的に感じた、私がもし生きるためには一日一食で十分だというのが発見されたら、人々は二食とることはなくなるだろう。
ソロー森の生活」(1854)
皮肉社会の慣習を疑問視する時
言語は通じなくてもよい。
森鷗外最後の一句」(1915)
静寂言葉を超えた理解に気づいたとき
私は母の手紙の言葉をここで繰り返すことに耐えられない。涙が流れ込んできて、筆を持つ手の動きが止まるからだ。
森鷗外舞姫」(1890)
悲しみ大切な人を失ったとき
ああああ、もう少しの間だ
夏目漱石三四郎」(1908)
絶望夜の孟宗竹藪で
自分が、どのように生きるべきかを学んでいると思っている間に、自分は、どのように死ぬべきかを学んでいたのである。
レオナルド・ダ・ヴインチレオナルド・ダ・ヴインチの手記」(1914)
驚き人生の本質について深く考えたいとき
私は真実のもの、そして真に存在するものである。だがいかなるものなのか。私は言った、思惟するもの、と。
デカルト省察」(1641)
決意自分の本質を見つめ直したいとき
あなたの多情さを辛抱して、よい夫になってくださるのを待つことは堪えられない。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(02 帚木)」(1914)
絶望パートナーの浮気に耐えきれなくなったとき
非人情でなくっちゃ、こうは動けませんよ
夏目漱石草枕」(1906)
悟り人生の距離感を保ちたいとき
永遠の驚きをもって自然をのぞいている。
森鷗外最後の一句」(1915)
畏怖世界の美しさに圧倒されたとき
流転の相はこの通りだ。昼となく夜となく流れてやまない。
下村湖人現代訳論語」(1949)
無常時の流れを感じるとき
愚か者と見える。名はわしがつけてやる。姉は病気を垣衣、弟は忘れ草を萱草だ。
森鷗外高瀬舟」(1916)
怒り人間の尊厳を完全に奪われたとき
どこがそんなに自分を惹きつけるのだろうと不思議でならなかった。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(04 夕顔)」(1914)
孤独愛されているはずなのに相手の本心がわからず不安なとき
われわれが死ぬときには、われわれが生まれたときより、世の中を少しなりともよくして行こうではないか
内村鑑三後世への最大遺物」(1897)
希望人生の意味や使命について悩んでいるとき
逆上は普通の人間を、普通の人間の程度以上につり上げて、常識のある者に、非常識を与える者である。
夏目漱石吾輩は猫である」(1905)
驚愕怒りで我を失ったとき
人生などというものは、せめて好きな楽しみでもして暮らしてしまいたい。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(21 乙女)」(1914)
無常人生の意味について考えるとき
犀でもなく虎でもなく、あの荒れ野をさまよっている。
下村湖人論語物語」(1938)
孤独自分の道に迷いを感じたとき
私はだれよりもあなたが好きなのだから、あなたのことばかりがこんな時にも思われる。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(14 澪標)」(1914)
切なさ大切な人への想いが報われないとき
一人前の仕事とは各自がめいめい天賦の才能と力量のあらん限りを尽くすことであろう。
新渡戸稲造自警録」(1916)
責任感自分の仕事に取り組む姿勢を見直すとき
白桃の花だと思います
泉鏡花高野聖」(1900)
恋慕美しいものに心を奪われたとき