あまりまじめ一方で、最後まで女らしく書かれていないのが悪いと思うのですよ。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(25 蛍)」(1914)
批評理想の女性像について考えるとき
ただ、一切は過ぎて行きます。
太宰治人間失格」(1948)
諦念全てを受け入れ、諦めの境地に達したとき
青春というものは、ずいぶん大事なものなのよ。
太宰治葉桜と魔笛」(1939)
諦念昔の純粋さを失った自分に気づいたとき
無常の世なのだから、すべきことは速やかにしなければいけない
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(26 常夏)」(1914)
無常やるべきことを先延ばしにしているとき
何年かの暗い影が源氏のためにこの家から取り去られたのだ。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(14 澪標)」(1914)
希望長い困難な時期を乗り越えたとき
ああ、そのときのお前の顔色の、そしてその唇の色までも、なんと蒼ざめていたことったら!
堀辰雄風立ちぬ」(1938)
哀愁愛する人の変化に気づいた瞬間
あたりまえということが大切に思われてもいいがナ
島崎藤村破戒」(1906)
静寂日常の平凡さの価値に気づいたとき
人間三百六十五日、何の心配もない日が、一日、いや半日あったら、それは幸せな人間です。
太宰治ヴィヨンの妻」(1947)
諦念人生の苦労を痛感したとき
あの口笛も、ひょっとしたら、父の仕業ではなかったろうか
太宰治葉桜と魔笛」(1939)
疑念過去の奇跡的な出来事の真実を疑い始めたとき
生きよ堕ちよ、その正当な手順の外に、真に人間を救い得る便利な近道があり得るだろうか。
坂口安吾堕落論」(1947)
決意人生の正解を探し続けて迷子になったとき
求婚者を多数に持つ女の中の模範的な女だと源氏と内大臣は玉鬘を言っていたそうである。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(30 藤袴)」(1914)
無常自分の価値を客観視するとき
文学を専門的にまでやる人で長寿と幸福を二つとも揃って得ている人は少ない。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(17 絵合)」(1914)
無常才能と幸福について考えるとき
坊っちゃん後生だから清が死んだら、坊っちゃんのお寺に埋めてください。
夏目漱石坊っちゃん」(1906)
愛情大切な人との別れのとき
無限なものの知覚は有限なものの知覚よりも先のものとして私のうちにある。
デカルト省察」(1641)
畏怖自分の限界を謙虚に受け入れたいとき
思わせぶりをしなくてもいいじゃないか。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(06 末摘花)」(1914)
切なさ相手の奥ゆかしさに興味を持ったとき
僕はかわいい顔はしていたかも知れないが体も心も弱い子でした。
有島武郎一房の葡萄」(1920)
孤独自分の弱さを受け入れるとき
松江の川についてはまた、この稿を次ぐ機会を待って語ろうと思う。
芥川龍之介魔術」(1920)
期待美しいものについてもっと語りたいとき
日がたてばたつほど悲しみの深くなるのは困ったことだ。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(01 桐壺)」(1914)
孤独大きな喪失を経験して、時間が解決してくれると期待したのに、むしろ辛さが増したとき
時代に順応しようとする人ばかりですから、昔のことを言うのに話し相手がだんだん少なくなってまいります。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(11 花散里)」(1914)
孤独価値観の変化に取り残されたような寂しさを感じるとき
曖昧な立場にいて自身は苦労をし、人からは嫉妬をされなければならない自分であるらしいと玉鬘は嘆かれるのだった。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(30 藤袴)」(1914)
孤独自分の立場に悩んでいるとき