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雲雀はしきりに啼きながら高く高く雲間へ這入りいつまでたっても降りて来ない
谷崎潤一郎「春琴抄」(1933)
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いくかへり行きかふ秋を過ごしつつ浮き木に乗りてわれ帰るらん
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(18 松風)」(1914)
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問題は、お前が、何んの為めにかうしているかつていうことだ。
岸田国士「紙風船」(1925)
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こうなれば、もう誰も笑う者はないに違いない。
芥川龍之介「鼻」(1916)
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俺たちには、俺たちしか味方がねえんだな。初めて分かった
小林多喜二「蟹工船」(1929)
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「いき」の研究は民族的存在の解釈学としてのみ成立し得るのである。
九鬼周造「「いき」の構造」(1930)
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自分には、人間の生活というものがよくわからないのです。
太宰治「人間失格」(1948)
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汚れつちまった悲しみに今日も小雪の降りかかる
中原中也「山羊の歌」(1934)
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すべての人間が神の前においては平等であることを知らない者の人間の世界において平均化を求める傾向である。
三木清「人生論ノート」(1941)
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他の人の行くことを嫌うところへ行け。他の人の嫌がることをなせ
内村鑑三「後世への最大遺物」(1897)
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ところが満州の戦場で大規模な殺戮を始めてからは、文明国と呼ぶようになった。
岡倉天心「茶の本」(1906)
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このままの姿では、とても何千里となく遠い国へ帰ることはできません。
小川未明「赤い船」(1922)
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おれは食欲があるが、あんなものはいやだ。
フランツ・カフカ「変身」(0)
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「さ、これでいいか」と、男のような口調で言いました。
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)