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雲雀はしきりに啼きながら高く高く雲間へ這入りいつまでたっても降りて来ない
谷崎潤一郎「春琴抄」(1933)
不安 →
大切なものが戻ってこないとき →
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いくかへり行きかふ秋を過ごしつつ浮き木に乗りてわれ帰るらん
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(18 松風)」(1914)
無常 →
人生の流転を感じているとき →
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ただ、一切は過ぎて行きます。
太宰治「人間失格」(1948)
諦念 →
全てを受け入れ、諦めの境地に達したとき →
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これがわしの性根なんだ
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
諦念 →
自分の本性を認めるとき →
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問題は、お前が、何んの為めにかうしているかつていうことだ。
岸田国士「紙風船」(1925)
問い →
パートナーとの関係について疑問を抱いたとき →
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こうなれば、もう誰も笑う者はないに違いない。
芥川龍之介「鼻」(1916)
希望 →
ついに長年の悩みが解決したと思った瞬間 →
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底がぬけた柄杓で水を呑まうとした
尾崎放哉「尾崎放哉選句集」(1926)
諦念 →
何をやってもうまくいかないとき →
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天から降ったか、地から湧いたか。
夢野久作「ドグラ・マグラ」(1935)
ユーモア →
自分の出自が全くわからない状況を客観視したとき →
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俺たちには、俺たちしか味方がねえんだな。初めて分かった
小林多喜二「蟹工船」(1929)
覚悟 →
頼りにしていた存在に裏切られたとき →
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「いき」の研究は民族的存在の解釈学としてのみ成立し得るのである。
九鬼周造「「いき」の構造」(1930)
決意 →
学問研究の方法論について考えるとき →
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自分には、人間の生活というものがよくわからないのです。
太宰治「人間失格」(1948)
困惑 →
社会に馴染めず、人間関係に悩むとき →
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汚れつちまった悲しみに今日も小雪の降りかかる
中原中也「山羊の歌」(1934)
悲しみ →
人生に疲れ果てたとき →
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すべての人間が神の前においては平等であることを知らない者の人間の世界において平均化を求める傾向である。
三木清「人生論ノート」(1941)
皮肉 →
嫉妬心の醜さを自覚するとき →
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他の人の行くことを嫌うところへ行け。他の人の嫌がることをなせ
内村鑑三「後世への最大遺物」(1897)
覚悟 →
困難な道を選ぶ勇気が必要なとき →
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だれにも相談をせずに尼になってしまった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(16 関屋)」(1914)
覚悟 →
人生に絶望し、すべてを捨てる決断をするとき →
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ところが満州の戦場で大規模な殺戮を始めてからは、文明国と呼ぶようになった。
岡倉天心「茶の本」(1906)
決意 →
暴力的な手段でしか評価されない現実に直面したとき →
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このままの姿では、とても何千里となく遠い国へ帰ることはできません。
小川未明「赤い船」(1922)
諦念 →
現実の厳しさを突きつけられたとき →
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日がたてばたつほど悲しみの深くなるのは困ったことだ。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(01 桐壺)」(1914)
孤独 →
大きな喪失を経験して、時間が解決してくれると期待したのに、むしろ辛さが増したとき →
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おれは食欲があるが、あんなものはいやだ。
フランツ・カフカ「変身」(0)
孤独 →
他者との違いを痛感するとき →
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「さ、これでいいか」と、男のような口調で言いました。
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
支配 →
力関係が逆転するとき →
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