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では、俺が引き剥ぎをしようと恨むまいな。俺もそうしなければ、餓死する体なのだ。
芥川龍之介「羅生門」(1915)
皮肉 →
相手の論理を逆手に取って反撃するとき →
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風立ちぬ、いざ生きめやも。
堀辰雄「風立ちぬ」(1938)
希望 →
人生の重大な局面を迎えるとき →
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ああ、真の美の人を動かすことはあのとおりさ。
泉鏡花「外科室」(1895)
畏怖 →
本物の美しさに出会ったとき →
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「いき」は媚態でありながらなお異性に対して一種の反抗を示す強味をもった意識である。
九鬼周造「「いき」の構造」(1930)
意気 →
相手に甘えすぎず自立を保ちたいとき →
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血という奴はとにかく特別な汁ですからね。
ゲーテ「ファウスト」(1808)
不安 →
大きな決断を迫られたとき →
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篝火に立ち添ふ恋の煙こそ世には絶えせぬ焔なりけれ
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(27 篝火)」(1914)
恋慕 →
想いを言葉にできずにいるとき →
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年寄の女に向って年齢のことを気遣うのなども、もう皮肉に気持ちがこずんで来た証拠だね
岡本かの子「老妓抄」(1938)
皮肉 →
年上の人との関係に悩むとき →
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義援金を出してから、会う人ごとに義援金を取られた、取られたと言いふらしている
夏目漱石「吾輩は猫である」(1905)
呆然 →
寄付を求められるとき →
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自分の体もまた一つの大自然であり、山あり川あり、無限の喜びと悲しみを持っている大きな天地ではないだろうか。
中井正一「美学入門」(1941)
畏怖 →
自分という存在の神秘に気づくとき →
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われわれに邪魔のあるのはもっとも愉快なことであります
内村鑑三「後世への最大遺物」(1897)
ユーモア →
困難や逆境に直面しているとき →
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お前はもう帰れ。俺たちは今日は向こう泊まりだから。
芥川龍之介「トロッコ」(1922)
恐怖 →
突然一人になる不安に襲われたとき →
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失われたものは帰って来ない
中原中也「山羊の歌」(1934)
諦念 →
大切な何かを永遠に失ったと悟ったとき →
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つまらない親にまさった子は自然に任せておきましてはできようのないことかと思います。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(21 乙女)」(1914)
覚悟 →
親として子の将来を真剣に考えるとき →
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私は真実のもの、そして真に存在するものである。だがいかなるものなのか。私は言った、思惟するもの、と。
デカルト「省察」(1641)
決意 →
自分の本質を見つめ直したいとき →
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一円九十銭の日当の中から、日に、五十銭の米を二升食われて、九十銭で着たり、住んだり、べらぼうめ!
葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」(1926)
怒り →
家計に追い詰められたとき →
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我より福を分ち与うれば、人もまた我に福を分ち与うべく、天道は復すことを好む。
幸田露伴「努力論」(1912)
希望 →
人間関係に疲れて自分のことだけ考えたくなったとき →
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私は有る、私は存在する。
デカルト「省察」(1641)
確信 →
何もかもに疑いを感じて行き詰まったとき →
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もし速度が光速度に達するならば、物体は一平面に押しつぶされてしまいます。
アインシュタイン「相対性理論」(1916)
驚き →
理論の極限を想像するとき →
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九歳の冬、父が死んだ。
室生犀星「幼年時代」(1919)
悲しみ →
人生の転機に直面したとき →
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汚れつちまった悲しみに今日も小雪の降りかかる
中原中也「山羊の歌」(1934)
悲しみ →
人生に疲れ果てたとき →
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