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あの白熊のような犬が二匹、扉を突き破って室の中に飛び込んできました。
宮沢賢治「注文の多い料理店」(1924)
希望 →
絶望的な状況から救われるとき →
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理想は椅子にあるものでないから、椅子を得たによってまっとうするとはいわれない。
新渡戸稲造「自警録」(1916)
洞察 →
地位や肩書きに惑わされそうになったとき →
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命があればこそこんなことを見聞きするのだ、前に死んだ同志の友人が気の毒だ
福沢諭吉「福翁自伝」(1899)
感慨 →
日清戦争の勝利を見たとき →
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すべてのことは昔より悪くなっていく末世でも、仮名の字だけは近頃の方がよくなった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(32 梅が枝)」(1914)
希望 →
時代の変化に悲観的になったとき →
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「ナオミちゃん、お前の顔はメリー・ピクフォードに似ているね」
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
憧憬 →
映画を見た帰りに →
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無常の人世では、仮の別れが永久の別れになるかも知れない
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(12 須磨)」(1914)
無常 →
人生の不確実さを痛感するとき →
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私たち、これから本当に生きられるだけ生きましょうね……
堀辰雄「風立ちぬ」(1938)
決意 →
絶望的な状況でも前向きに生きようと決意するとき →
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とほい空でぴすとるが鳴る。またぴすとるが鳴る。
萩原朔太郎「月に吠える」(1917)
不安 →
何か不穏な予感がするとき →
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生きているということ。ああ、それは、何というやりきれない息も絶え絶えの大事業だろうか。
太宰治「斜陽」(1947)
疲労 →
生きることに疲れたとき →
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美は常に、無限に変わりつつあるといえる。
中井正一「美学入門」(1941)
無常 →
変化の時代に立ち向かうとき →
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どうも鬼というものの執念の深いのには困ったものだ。
芥川龍之介「桃太郎」(1924)
困惑 →
自分の行いの結果に悩まされているとき →
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明治の木にはとうてい仁王は埋まっていないものだと悟った
夏目漱石「夢十夜」(1908)
諦念 →
理想と現実の違いに直面したとき →
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運命に従順な人間の姿は奇妙に美しいものである。
坂口安吾「堕落論」(1947)
哀愁 →
どうにもならない現実を受け入れるしかないとき →
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すべての人間は哲学者である。
三木清「哲学入門」(1940)
覚悟 →
自分には哲学なんて無理だと思ったとき →
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自分を忘れる工夫をすることじゃ。
下村湖人「論語物語」(1938)
諦念 →
自分にとらわれて苦しんでいるとき →
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それは自分の、人間に対する最後の求愛でした。
太宰治「人間失格」(1948)
切なさ →
人を愛したいのに愛し方がわからないとき →
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帰るとこ、よう忘れんかったこっちゃな
織田作之助「夫婦善哉」(1940)
皮肉 →
裏切られた怒りを表現するとき →
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一人居て眺めしよりは海人の住むかたを書きてぞ見るべかりける
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(17 絵合)」(1914)
嫉妬 →
パートナーに隠し事があったと知ったとき →
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内供はなまじっか鼻が短くなったのが、かえって恨めしくなった。
芥川龍之介「鼻」(1916)
後悔 →
望んでいた変化を手に入れたのに幸せになれないとき →
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底がぬけた柄杓で水を呑まうとした
尾崎放哉「尾崎放哉選句集」(1926)
諦念 →
何をやってもうまくいかないとき →
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