二人の紳士が山奥で狩りを楽しんでいたが、案内人とはぐれ、犬も死んでしまい、空腹のまま道に迷ってしまう。そこに現れたのは「西洋料理店 山猫軒」という立派な店。喜んで入ると、扉ごとに奇妙な注文が書かれている。髪を整え、武器を置き、クリームを塗り、香水をかけるよう指示される。最初は丁重なもてなしと勘違いしていた二人だが、塩をもみ込めという指示で真実に気づく。この店は客を料理として食べる店だったのだ。恐怖に震える二人の前に、死んだはずの犬が現れて奥の山猫を追い払い、猟師に救出される。しかし、恐怖でしわくちゃになった二人の顔は、東京に帰っても元に戻ることはなかった。