ただ生死の別れだけが私たちを引き離すものだと思います。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(23 初音)」(1914)
覚悟永遠の愛を誓うとき
もう先生に抱かれたまま死んでしまいたいような心持ちになってしまいました。
有島武郎一房の葡萄」(1920)
慈愛深い愛情に包まれて安らぎを感じるとき
夫人、責任を負って手術します
泉鏡花外科室」(1895)
決意責任ある立場で大きな決断をするとき
人は、完全なたのもしさに接すると、まず、だらしなくげらげら笑うものらしい。
太宰治富嶽百景」(1939)
畏怖誰かの圧倒的な存在感に触れたとき
私は議論をして、勝ったためしがない。
太宰治魚服記」(1933)
劣等感自分の弱さを認めるとき
私がこの地球を愛した証拠を置いて逝きたい
内村鑑三後世への最大遺物」(1897)
愛情故郷や自然への愛を感じているとき
人もし事をなし、もしくは思を運らす時に当って、おのれが胸裏の消息に注意して見よ。
幸田露伴努力論」(1912)
内省自分の心の状態を客観視したいとき
思わせぶりをしなくてもいいじゃないか。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(06 末摘花)」(1914)
切なさ相手の奥ゆかしさに興味を持ったとき
雲雀はきっと雲の中で死ぬに違いない。
夏目漱石草枕」(1906)
哀愁自然の美しさに感動したとき
私は真実のもの、そして真に存在するものである。だがいかなるものなのか。私は言った、思惟するもの、と。
デカルト省察」(1641)
決意自分の本質を見つめ直したいとき
「ポチは死んだよ」と言った。
有島武郎生れ出づる悩み」(1918)
悲しみ大切な仲間を失ったとき
世界が全体幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない
宮沢賢治農民芸術概論綱要」(1926)
決意自分だけの幸せを求めがちなとき
こうして私が数時間前から座っているのに、どうもまだこの部屋は空虚のようだ。
堀辰雄風立ちぬ」(1938)
孤独愛する人を失った後の孤独感に襲われるとき
子供よりも親が大事。
太宰治魚服記」(1933)
虚勢自分を守るために強がりたいとき
自分の体もまた一つの大自然であり、山あり川あり、無限の喜びと悲しみを持っている大きな天地ではないだろうか。
中井正一美学入門」(1941)
畏怖自分という存在の神秘に気づくとき
そしたら、母ちゃんは、びっこを引いてゆっくり行きましょう
新美南吉」(1943)
慈愛無条件の愛を感じたいとき
私の舌の性質がそうなんですね
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(26 常夏)」(1914)
自己受容自分の欠点を指摘されたとき
そんなことをしてはたいへんよ。世間体もあります。私が生きている間は邸を人手に渡すなどということはできるものではない。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(15 蓬生)」(1914)
覚悟プライドと信念を貫きたいとき
私は信頼されている。
太宰治走れメロス」(1940)
希望信じてくれる人がいることを思い出したとき
失敗をこわがる人は科学者にはなれない。
寺田寅彦科学者とあたま」(1933)
覚悟挑戦を迷っているとき