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私たちの喪服はこの月で脱ぐはずですが、暦で調べますと月末はいい日でありませんから延びることになりますね。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(30 藤袴)」
背景解説
恋の告白前の緊張した空気感がすごい。普通の会話なのに、言葉の裏にある想いが透けて見える。こういう「何でもない話」が一番ドキドキするんだよな。
日常の会話が、運命を変える瞬間へ。
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『源氏物語(30 藤袴)』の他のひとふみ
曖昧な立場にいて自身は苦労をし、人からは嫉妬をされなければならない自分であるらしいと玉鬘は嘆かれるのだった。
紫式部(与謝野晶子訳)
自分の気持ちをほのめかしてだけでも言うことのできる母というものを玉鬘は持っていなかった。
紫式部(与謝野晶子訳)
求婚者を多数に持つ女の中の模範的な女だと源氏と内大臣は玉鬘を言っていたそうである。
紫式部(与謝野晶子訳)
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