私共と彼等とは、生きるために作られた人間であるということに何の差があろう?
宮本百合子貧しき人々の群」(1916)
認識は模写的であると同時に構成的であり、模写と構成との統一である。
三木清哲学入門」(1940)
賢い人と愚かな人の違いは、学ぶか学ばないかによってできるものなのです
福沢諭吉学問のすすめ」(1872)
住吉の神が導いてくださるのについて、早くこの浦を去ってしまうがよい。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(13 明石)」(1914)
「いき」は恋の束縛に超越した自由なる浮気心でなければならぬ。
九鬼周造「いき」の構造」(1930)
よく費やされた日が、幸福な眠りをもたらすように、よく用いられた生は、幸福な死を将来する。
レオナルド・ダ・ヴインチレオナルド・ダ・ヴインチの手記」(1914)
上なら、人がいたにしても、どうせ死人ばかりである。
芥川龍之介羅生門」(1915)
麻酔薬はうわ言を言うと申すから、それが怖くてなりません。
泉鏡花外科室」(1895)
年寄の女に向って年齢のことを気遣うのなども、もう皮肉に気持ちがこずんで来た証拠だね
岡本かの子老妓抄」(1938)
美は常に、無限に変わりつつあるといえる。
中井正一美学入門」(1941)
私は真実のもの、そして真に存在するものである。だがいかなるものなのか。私は言った、思惟するもの、と。
デカルト省察」(1641)
なぜならばそのすべては自明のことのように聞こえるからです。
アインシュタイン相対性理論」(1916)