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私はこんなにまで人から冷淡にされたことはこれまでないのだから、今晩はじめて人生は悲しいものだと教えられた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(03 空蝉)」(1914)
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人恋ふる涙をわすれ大海へ引かれ行くべき身かと思ひぬ     (晶子)当帝の外戚の大臣一派が極端な圧迫をして源氏に不……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(12 須磨)」(1914)
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藤壺の宮は自分にやましい心がなかったらまして美しく見える舞であろうと見ながらも夢のような気があそばされた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(07 紅葉賀)」(1914)
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これならば完全だ、欠点がないという女は少ないものだと私は今やっと気がつきました。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(02 帚木)」(1914)
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うつせみのわがうすごろも風流男に馴れてぬるやとあぢきなきころ(晶子)眠れない源氏は、……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(03 空蝉)」(1914)
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求婚者を多数に持つ女の中の模範的な女だと源氏と内大臣は玉鬘を言っていたそうである。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(30 藤袴)」(1914)
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夢中になってながめる者の顔にまで愛嬌が反映するほどである。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(28 野分)」(1914)
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神様があの美貌に見入ってどうかなさらないかと思われるね、気味の悪い。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(07 紅葉賀)」(1914)
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むらさきのふぢばかまをば見よといふ二人泣きたきここち覚えて (晶子)尚侍(なないし=宮中に仕える高位の女官)になっ……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(30 藤袴)」(1914)
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親の家ではあっても、良人の愛を失った女になって帰って行くことは、夫人の決心のできかねることであった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(31 真木柱)」(1914)
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青海の波しずかなるさまを舞ふ若き心は下に鳴れども      (晶子)朱雀院の行幸は十月の十何日かということになっていた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(07 紅葉賀)」(1914)
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女というものはうるさがらずに人からだまされるために生まれたものなんですね。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(25 蛍)」(1914)
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長い時間を中に置いていても、同じように愛し、同じように愛されようと望んでいる。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(11 花散里)」(1914)
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父帝のことで痛心していた源氏は、帰京ができた今日になってその御菩提を早く弔いたいと仕度をしていた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(14 澪標)」(1914)