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お前が学資を続ける方法がないために、もう幾月も大学をやめてしまい、出稽古その他の口もなくなったと知った時、わたしの気持はどんなだったでしょう!
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
悲しみ、切なさ
親が子どもの困窮を知ったとき
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喜びの深きとき憂いよいよ深く、楽みの大いなるほど苦しみも大きい。
夏目漱石「草枕」(1906)
悲しみ、深い洞察
人生の喜怒哀楽の矛盾に気づいたとき、幸福と不幸が表裏一体であることを感じたとき
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簡素独立の心は王侯のさしずによって立ちはたらくのではない。天才は皇帝の臣下ではなく、その材料はごく少量をのぞいては金・銀・大理石ではない。
ソロー「森の生活」(1854)
自由
他人の評価や社会の基準に振り回されているとき
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ちくしょうめ、やられたんです。あいつにやられたんです。
江戸川乱歩「怪人二十面相」(1936)
悔しさ、怒り
自分が二十面相に騙されたことを認識したとき
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ただあなたとわたしのように、こういっしょにいるところなんで、その場限りで面白味があるでしょう
夏目漱石「草枕」(1906)
切なさ、諦観
人生の意味や関係の本質について問われたとき
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その途端に眼が覚めると、私はやはり、あの椅子に腰をかけたまま、暖炉の前に坐っていました。
芥川龍之介「魔術」(1920)
衝撃、虚脱
自分の弱さを突きつけられたとき
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秋の半ば、十月の末から此の雑木林の変化は見事である。
国木田独歩「武蔵野」(1898)
感動
季節の変わり目に自然の美しさを感じたとき
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『武蔵野』を見る
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女は笑いながら、白い手をのべて、その蛇を掴んでひょいと投げた。
泉鏡花「高野聖」(1900)
畏怖
人間離れした存在に圧倒されたとき
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心さえ自由にする修業をしたら、落雲館の生徒がいくら騒いでも平気なものではないか
夏目漱石「吾輩は猫である」(1905)
希望
人生の不平や悩みに直面したとき
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併し、あの電燈を消したのが犯人だとすれば、スイッチにその指紋が残っていなければなりません。
江戸川乱歩「D坂の殺人事件」(1925)
決意
論理的な推理で相手を追い詰めたいとき
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『D坂の殺人事件』を見る
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蝶子は思った。 この人はあかん人や。 あかん人やけど、 うちのあかん人や。
織田作之助「夫婦善哉」(1940)
覚悟
相手の欠点を分かった上で受け入れるとき
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富士が、よかつた。
太宰治「富嶽百景」(1939)
安らぎ
何かに救われた気がしたとき
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私という男は悪い癖で、カフェに入るとどうも長尻(ながっちり)になる。
江戸川乱歩「D坂の殺人事件」(1925)
自己認識、虚無感
人生に目的を失い、日々を無為に過ごしているとき
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愉快だなあ。 この出だしのところはいままでの中で いちばんいいような気がするなあ。
宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」(1934)
希望
練習していて手応えを感じたとき
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紀昌は的を見ることと瞬きをしないこととを学んだ。それだけの修行に三年かかった。
中島敦「名人伝」(1942)
驚愕、敬意
地道な努力の価値を確認したいとき
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自己の個性の発展を仕遂げようと思うならば、同時に他人の個性も尊重しなければならない
夏目漱石「私の個人主義」(1914)
納得
自分の自由と他者の自由の折り合いに悩むとき
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孤独は山になく、街にある。一人の人間にあるのでなく、大勢の人間の「間」にあるのである
三木清「人生論ノート」(1941)
孤独
人混みの中でこそ孤独を感じるとき
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君の絵には学問がなかった。 しかし命があった。
有島武郎「生れ出づる悩み」(1918)
感動
型にはまらない何かに心を動かされたとき
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種々の不幸に打ち勝つことによって大事業というものができる、それが大事業であります。
内村鑑三「後世への最大遺物」(1897)
逆境への転換,希望
困難や障害に直面して挫けそうになるとき
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こんな立派な奥さんがあるのに、どうして大谷さんは、あんなに、ねえ
太宰治「ヴィヨンの妻」(1947)
切なさ、悲しみ
自分の人生の失敗や堕落を突きつけられたとき
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