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人生論ノート
三木清(1941年)
約177分
70,818字
あらすじ — 「幸福は人格である」——哲学者が綴った、生きることの本質への23の省察
哲学者・三木清が「死」「幸福」「懐疑」「虚栄」「怒」「孤独」など人生の根源的テーマを23篇のエッセイで綴った哲学的随想集。アカデミックな哲学書ではなく、日常と地続きの言葉で「生きる」ことの核心に迫る。獄中で命を落とした著者の、生への切実な思索。
この作品のひとふみ
幸福は人格である。ひとが外套を脱ぎすてるようにいつでも気楽にほかの幸福は脱ぎすてることのできる者が最も幸福な人である
三木清
孤独は山になく、街にある。一人の人間にあるのでなく、大勢の人間の「間」にあるのである
三木清
観念らしい観念は死の立場から生れる、現実或いは生に対立して思想といわれるような思想はその立場から出てくるのである
三木清
しかし人間が虚栄的であるということはすでに人間のより高い性質を示している
三木清
人間は理性によってというよりも想像力によって動物から区別される
三木清
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