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私の個人主義
夏目漱石(1914年)
約58分
23,394字
あらすじ — 「自分の個性を発展させると同時に、他人の個性も尊重せよ」——漱石が学生に語った自由と責任
夏目漱石が学習院で行った講演録。ロンドン留学での苦悩から始まり、「他人本位」から「自己本位」への転換を語る。個人の自由を徹底的に肯定しつつ、その裏にある義務と責任も説く。100年以上前の講演なのに、SNS時代の「個」の問題にそのまま刺さる。
この作品のひとふみ
私はこの世に生れた以上何かしなければならん、といって何をして好いか少しも見当がつかない
夏目漱石
自己の個性の発展を仕遂げようと思うならば、同時に他人の個性も尊重しなければならない
夏目漱石
今までは全く他人本位で、根のない萍のように、そこいらをでたらめに漂よっていたから、駄目であった
夏目漱石
ああここにおれの進むべき道があった! ようやく掘り当てた!
夏目漱石
自己の所有している権力を使用しようと思うならば、それに附随している義務というものを心得なければならない
夏目漱石
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