シェア
❝
そこで、貧富を超越するということじゃが、それは結局、貧富を天に任せて、ただ一途に道を楽み礼を好む、ということなのじゃ。
下村湖人「論語物語」(1938)
解放感,悟り
お金や地位にとらわれて苦しんでいるとき
この一文の背景を知る →
『論語物語』を見る
シェア
❝
私という男は悪い癖で、カフェに入るとどうも長尻(ながっちり)になる。
江戸川乱歩「D坂の殺人事件」(1925)
自己認識、虚無感
人生に目的を失い、日々を無為に過ごしているとき
この一文の背景を知る →
『D坂の殺人事件』を見る
シェア
❝
ああ、なんという骨の折れる職業をおれは選んでしまったんだろう
フランツ・カフカ「変身」(0)
後悔、疲弊、絶望
変身という非現実的な状況の中でも、日常の仕事の辛さについて思いを馳せるとき
この一文の背景を知る →
『変身』を見る
シェア
❝
その夜おれと山嵐はこの不浄(ふじょう)な地を離(はな)れた。船が岸を去れば去るほどいい心持ちがした。
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
解放感
堕落した環境から脱け出し、自分らしく生きたいとき
この一文の背景を知る →
『坊っちゃん』を見る
シェア
❝
千万の草の花をわたくしが摘んだ時です。
ゲーテ「ファウスト」(1808)
郷愁,純真
詩人が失われた青春を回想するとき
この一文の背景を知る →
『ファウスト』を見る
シェア
❝
人間は理性によってというよりも想像力によって動物から区別される
三木清「人生論ノート」(1941)
希望
論理だけでは掴めない何かを感じたとき
この一文の背景を知る →
『人生論ノート』を見る
シェア
❝
明日もまた、同じ日が来るのだろう。 幸福は一生、来ないのだ。 それは、わかっている。 けれども、きっと来る、 あすは来る、と信じて寝るのが いいのでしょう。
太宰治「女生徒」(1939)
希望
明日に希望を持ちたいとき
この一文の背景を知る →
『女生徒』を見る
シェア
❝
もう隠すまい。
島崎藤村「破戒」(1906)
決意,解放感
長年の苦悩に決着をつけるとき
この一文の背景を知る →
『破戒』を見る
シェア
❝
傷ましい先生は、自分に近づこうとする人間に、近づくほどの価値のないものだから止せという警告を与えたのである。
夏目漱石「こころ」(1914)
悲しみ
相手の冷淡さの真の理由を理解したとき
この一文の背景を知る →
『こころ』を見る
シェア
❝
鬼が島の鬼と云うのは、角のある為にかうかう云う鬼が島に住んでいる、人のいい鬼ばかりであった。
芥川龍之介「桃太郎」(1924)
切なさ、憤り
見た目だけで判断されることの理不尽さを感じるとき
この一文の背景を知る →
『桃太郎』を見る
シェア
❝
己はお前を何処(どこ)までも追っ駈(か)け廻す積りだから
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
執着、支配欲
愛する者を逃がせない切実さを感じたとき
この一文の背景を知る →
『痴人の愛』を見る
シェア
❝
濁った世の中であればこそ、世の中のために苦しんで見たいのだ。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
使命感,逆転
時代が混乱し絶望的に見えるとき
この一文の背景を知る →
『現代訳論語』を見る
シェア
❝
一つの物体の幾何学的の容量は、これが見出される基準系の運動状態に必ずしも無関係ではありません。
アインシュタイン「相対性理論」(1916)
空間の相対性
世界の見え方が立場で変わることに気づいたとき
この一文の背景を知る →
『相対性理論』を見る
シェア
❝
非人情がちと強過ぎたようだ。
夏目漱石「草枕」(1906)
自嘲、切なさ、悟り
高い理想を掲げたはずなのに、現実の前に挫折するとき
この一文の背景を知る →
『草枕』を見る
シェア
❝
熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より頭の中のほうが広いでしょう。とらわれちゃだめだ。
夏目漱石「三四郎」(1908)
解放感、目覚め、衝撃
既成概念や国家的な圧力に縛られていた自分の殻を破りたいとき
この一文の背景を知る →
『三四郎』を見る
シェア
❝
いいねえ。富士は、やつぱり、 いいとこあるねえ。 よくやつてるなあ。
太宰治「富嶽百景」(1939)
安らぎ
不器用な人を応援したいとき
この一文の背景を知る →
『富嶽百景』を見る
シェア
❝
前にはあのようにつけつけとは哂わなんだて。
芥川龍之介「鼻」(1916)
孤独, 切なさ, 悲しみ
自分の変化を周囲が受け入れてくれないことに気づいたとき
この一文の背景を知る →
『鼻』を見る
シェア
❝
身も独立し、家も独立し、天下国家も独立すべきなり。
福沢諭吉「学問のすすめ」(1872)
決意
自分の人生を切り開きたい、社会に貢献したいと思ったとき
この一文の背景を知る →
『学問のすすめ』を見る
シェア
❝
われわれが死ぬときには、われわれが生まれたときより、世の中を少しなりともよくして往こうではないか
内村鑑三「後世への最大遺物」(1897)
決意
自分の人生の意味を見出したいとき
この一文の背景を知る →
『後世への最大遺物』を見る
シェア
❝
孤独は山になく、街にある。一人の人間にあるのでなく、大勢の人間の「間」にあるのである
三木清「人生論ノート」(1941)
孤独
人混みの中でこそ孤独を感じるとき
この一文の背景を知る →
『人生論ノート』を見る