さっき一度紙くずのようになった二人の顔だけは、もうもとのとおりになおりませんでした。
宮沢賢治山越え
背景解説
賢治らしい詩的で切ない結末。物理的には助かったけど、心の傷は治らない。「紙くずのよう」という表現が、人間の尊厳が踏みにじられた様子を表している。
体験した恐怖は、一生消えることがない。
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