やあ、ダーク・エンジェルだ。ダーク・エンジェルだ
江戸川乱歩黒蜥蜴」(1934)
つくづく自動車はいやだ。今日はすんでの事に殺されるところさ。
永井荷風濹東綺譚」(1937)
人は必要以上の仕事をして生活を複雑にしすぎている。
ソロー森の生活」(1854)
それから、また元のところに帰って、こっくりこっくり眠り始めました。
新美南吉飴だま」(1943)
おれは病気の風船のりみたいに、いつも憔悴した方角で、ふらふらふらふらあるいているのだ。
萩原朔太郎月に吠える」(1917)
東と西が出会い、互いに慰め合うことができるのだろう。
岡倉天心茶の本」(1906)
よ、なぜ黙っている! 何とか言ってくれ! 嫌なら己を殺してくれ!
谷崎潤一郎痴人の愛」(1924)
「生」において、「美」は死滅する。しかし、「芸術」においては、死滅しない。
レオナルド・ダ・ヴインチレオナルド・ダ・ヴインチの手記」(1914)
一切の理論は灰色だ、生命の黄金の樹は緑だ。
ゲーテファウスト」(1808)
一度でも我に頭を下げさせし人みな死ねといのりてしこと
石川啄木一握の砂」(1910)
私はそういうものを身近に見て、素直に死にたいと思う。
岡本かの子老妓抄」(1938)
一切の無常なるものは ただ影像たるに過ぎず。
ゲーテファウスト」(1808)
もうあとへは退けない気になっていて、再び情火を胸に燃やしながら心をこめた手紙を続いて送っていた。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(20 朝顔)」(1914)
僕は甘んじて女王さまの奴隷になります。どんないやしい仕事でもします。
江戸川乱歩黒蜥蜴」(1934)
夜になると毎晩家うちの前で立っていたんじゃが、敷居が高うて入れなかった
菊池寛父帰る」(1917)
自分で自分の馬鹿を承知しているほど尊く見えることはない。
夏目漱石吾輩は猫である」(1905)
人は学ばなければ知識を持たず、知識がない者は愚か者である
福沢諭吉学問のすすめ」(1872)
天命は天命のままに受け取って、静かに忍従するところに道がある。
下村湖人論語物語」(1938)