なかなかに折りやまどはん藤の花たそがれ時のたどたどしくば
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(33 藤のうら葉)」(1914)
君の杖を立ててその倒れた方に往きたまえ。
国木田独歩武蔵野」(1898)
河童の国は当時の僕には故郷のように感ぜられましたから。
芥川龍之介河童」(0)
何でも人間の行くべき所は江戸に限る。
福沢諭吉福翁自伝」(1899)
全く、どんな事でも起こり得るのだと思って、深く恐れた。
中島敦山月記」(1942)
草花の一枝を枕元に置いて、それを正直に写生していると、造化の秘密が段々分って来るような気がする。
正岡子規病床六尺」(1902)
何というまばゆさでしょう。私の目を射抜こうとするのは。
森鷗外舞姫」(1890)
自分は可憐な人を発見することができた。そこで意外な収穫を得るのだ。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(05 若紫)」(1914)
この宮とだけは最も親密な交際ができたのだが、恋愛問題については話されたことがなかった。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(24 胡蝶)」(1914)
私が疑うということから私は有るということが帰結する。
デカルト省察」(1641)
一切の無常なるものは ただ影像たるに過ぎず。
ゲーテファウスト」(1808)