人は学ばなければ知識を持たず、知識がない者は愚か者である
福沢諭吉学問のすすめ」(1872)
なぜならばそのすべては自明のことのように聞こえるからです。
アインシュタイン相対性理論」(1916)
ただ私に知られていることについてのみ、私は判断を下し得る。
デカルト省察」(1641)
真に自己に内在的なものは超越的なものによって媒介されたものでなければならない。
三木清哲学入門」(1940)
西洋でもない、日本でもない、珍らしいところでした。
小泉節子思い出の記」(1908)
貧にしてへつらわず富んで驕らないというのが、その極致で。
下村湖人論語物語」(1938)
愛されたい願いが善い願いならば事実として愛されなくとも、死ぬまで依然として愛されたいと願うべきである。
倉田百三愛と認識との出発」(1921)
天主閣は、明治の新政府に参与した薩長土肥の足軽輩に理解されるべく、あまりに大いなる芸術の作品であるからである。
芥川龍之介魔術」(1920)
笑ってくれ。詩人になりそこなって虎になった哀れな男を。
中島敦山月記」(1942)
この馬鹿野郎と怒鳴った。この主人は人を罵るときは必ず馬鹿野郎というのが癖である。
夏目漱石吾輩は猫である」(1905)
自分はこの人が好きだったのだという認識の上に立ってみると、二人の昔も恋しくなり
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(10 榊)」(1914)
自分は神様から眼あきにしてやると言われてもお断りしたであろう
谷崎潤一郎春琴抄」(1933)
人間が変わったのではない。人間は元来そういうものであり、変わったのは世相の上皮だけのことだ。
坂口安吾堕落論」(1947)