❝
どうです? 一つとりませんか? これも職工の肉ですがね。
芥川龍之介「河童」(0)
❝
いったい誰が微生高を正直者などと言い出したのだ。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
❝
そうとは言っても露骨に反感を見せたり、軽蔑的な態度をとったりすることのないのを源氏はうれしく思った。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(09 葵)」(1914)
❝
男一匹なる句は一種爽快なる感想を人に与える。
新渡戸稲造「自警録」(1916)
❝
もし、僕が、本当に狐になっちゃったらどうする?
新美南吉「狐」(1943)
❝
「あんなものを熱心に見物する女はみんな間違っている」
夏目漱石「三四郎」(1908)
❝
松江の川についてはまた、この稿を次ぐ機会を待って語ろうと思う。
芥川龍之介「魔術」(1920)
❝
垢抜して(諦)、張のある(意気地)、色っぽさ(媚態)
九鬼周造「「いき」の構造」(1930)
❝
親がどんなものであるか、親に対する気持ちはどんなものであるか私にはわかってないのでございます
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(24 胡蝶)」(1914)
❝
変な言い方ですが、この殺人事件は、犯人と被害者と同意の上で行われたのです。
江戸川乱歩「D坂の殺人事件」(1925)
❝
流転の相はこの通りだ。昼となく夜となく流れてやまない。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
❝
何のことだろう、殿様の頭でも踏みはしないだろう。
福沢諭吉「福翁自伝」(1899)
❝
天命は天命のままに受け取って、静かに忍従するところに道がある。
下村湖人「論語物語」(1938)
❝
私はしらずしらず教壇の方へ行って、ボールドに姉さんという字をかいていた。
室生犀星「幼年時代」(1919)
❝
男つていうものは、家にいることを、どうしてさう恩に着せるんでしょう。
岸田国士「紙風船」(1925)