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親から子と次第に人間の価値は落ちていきまして、子は親ほどだれからも尊敬されず、愛されもしないのだろう。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(29 行幸)」(1914)
哀愁 →
世代交代への不安を感じるとき →
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雁なくやつらをはなれてただ一つ初恋をする少年のごと (晶子)春になって女院の御一周年が過ぎ、……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(21 乙女)」(1914)
冒頭 →
書き出し →
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昔が思い出されて、恋しいことが胸をいっぱいにして、帰って行く気になれない。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(29 行幸)」(1914)
郷愁 →
久しぶりに旧友と再会したとき →
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末遠き二葉の松に引き分かれいつか木高きかげを見るべき
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(19 薄雲)」(1914)
哀愁 →
愛する子どもを手放さなければならないとき →
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忘れようとしても自分の心が自分の思うようにならないから苦しんでいるのだよ。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(03 空蝉)」(1914)
執着,苦悩 →
忘れたいのに忘れられない人がいるとき →
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藤壺の宮は自分にやましい心がなかったらまして美しく見える舞であろうと見ながらも夢のような気があそばされた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(07 紅葉賀)」(1914)
美 →
美しいものに心を奪われたとき →
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これは軽薄な花なものか。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(33 藤のうら葉)」(1914)
信頼 →
愛を信じたいとき →
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なぜ女王を宮中へ入れるようなよけいなことを自分は考えついてお心を悩ます結果を作ったのだろう。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(17 絵合)」(1914)
後悔 →
自分の善意が他者を苦しめてしまったとき →
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春の夜のもやにそひたる月ならん手枕かしぬ我が仮ぶしに (晶子)二月の二十幾日に紫宸殿(ししんでん=宮中の正殿……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(08 花宴)」(1914)
冒頭 →
書き出し →
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冷淡な態度を取れる者はあまりなさそうなのに源氏はかえって失望を覚えた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(06 末摘花)」(1914)
無常 →
恋愛に飽きを感じているとき →
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だれにも相談をせずに尼になってしまった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(16 関屋)」(1914)
覚悟 →
人生に絶望し、すべてを捨てる決断をするとき →
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どんなひどい所だって、ごいっしょでさえあれば私はいい
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(12 須磨)」(1914)
恋慕 →
愛する人と離ればなれになりそうなとき →
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こうした不用心な時に男も女も間違った運命へ踏み込むものだと源氏は思った。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(08 花宴)」(1914)
宿命 →
運命に翻弄されそうなとき →
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類のないお人よしの、そして信頼のできる者は私で、他の男性のすることはそんなものでないことを経験なさったでしょう。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(31 真木柱)」(1914)
慈愛 →
自分の善意が理解されないとき →
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どんなに私は悲しかっただろう
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(14 澪標)」(1914)
孤独 →
大切な人が他の人に心を向けていることを知ったとき →
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人の妻にさせては後悔が残るだろうと源氏は思った。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(24 胡蝶)」(1914)
嫉妬 →
愛する人を他の誰かに渡したくないとき →
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この世でこんなに人を喜ばせることのできる源氏は前世ですばらしい善業があったのであろう。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(07 紅葉賀)」(1914)
感嘆 →
才能や魅力に恵まれた人を見たとき →
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けれどもそうした昔の話を読んだりすることがなければ退屈は紛れないだろうね。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(25 蛍)」(1914)
慈愛 →
日常に飽きを感じているとき →
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逢坂は関の清水も恋人のあつき涙もながるるところ (晶子)以前の伊予介(いよのすけ=伊予国の次官)は院が……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(16 関屋)」(1914)
冒頭 →
書き出し →
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自分が得なかった場合にはこのすぐれた人は他人の妻になっているのだと、こんなことを想像する瞬間でさえ胸がとどろいた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(31 真木柱)」(1914)
恋慕 →
片思いの相手を想うとき →
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