シェア
❝
「論語」は実に孔子を、従って儒教を、また従って東洋を知るための最も貴重な鍵の一つなのである。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
畏敬,発見
東洋文化の根源を探ろうとするとき
この一文の背景を知る →
『現代訳論語』を見る
シェア
❝
自分もまた一字一句をも加減せず感じたるままを書きたり。
柳田国男「遠野物語」(1910)
誠実さ, 真摯さ
創作と現実の狭間で、何を信じるべきか迷っているとき
この一文の背景を知る →
『遠野物語』を見る
シェア
❝
こんな時には私はいつもあの美しいシャボン玉をこわさぬようにと思いました。そう思うから叱られても腹も立ちませんでした。
小泉節子「思い出の記」(1908)
切なさ
配偶者の完璧さへの執着に直面し、寄り添うことの意味を感じたとき
この一文の背景を知る →
『思い出の記』を見る
シェア
❝
傷ましい先生は、自分に近づこうとする人間に、近づくほどの価値のないものだから止せという警告を与えたのである。
夏目漱石「こころ」(1914)
悲しみ
相手の冷淡さの真の理由を理解したとき
この一文の背景を知る →
『こころ』を見る
シェア
❝
戦争の時ぐらい米と味噌の邪魔になるものはない
福沢諭吉「福翁自伝」(1899)
苦笑,自嘲
戦争準備で買い込んだ食料が足手まといになると気づいたとき
この一文の背景を知る →
『福翁自伝』を見る
シェア
❝
野暮は垣根の外がまへ、三千楼の色競べ、意気地くらべや張競べ
九鬼周造「「いき」の構造」(1930)
粋
かっこよさの本質を知りたいとき
この一文の背景を知る →
『「いき」の構造』を見る
シェア
❝
私は生きている。――そうだ、それだけで充分じゃないか。
堀辰雄「風立ちぬ」(1938)
覚悟
すべてを失っても前を向くとき
この一文の背景を知る →
『風立ちぬ』を見る
シェア
❝
クラムボンは死んだよ。
宮沢賢治「やまなし」(1923)
恐怖、悲しみ
無邪気な世界に突然死が侵入してくるとき
この一文の背景を知る →
『やまなし』を見る
シェア
❝
天命を知らないでは君子たる資格がない。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
厳格,覚悟
人生の指針を見つけようとするとき
この一文の背景を知る →
『現代訳論語』を見る
シェア
❝
小人が過ちを犯すと、必ずそれをかざるものである。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
痛み,自省
自分の失敗を隠そうとするとき
この一文の背景を知る →
『現代訳論語』を見る
シェア
❝
神さまは在る。きっと在る。
太宰治「葉桜と魔笛」(1939)
確信、祈り
奇跡を信じたくなるとき
この一文の背景を知る →
『葉桜と魔笛』を見る
シェア
❝
道徳は時代とともに変るものよ。
太宰治「斜陽」(1947)
確信,反骨
古い価値観に縛られそうになったとき
この一文の背景を知る →
『斜陽』を見る
シェア
❝
蝶子は柳吉に惚れていた。 惚れた相手なら仕方がないと 思うのが女の悲しさであった。
織田作之助「夫婦善哉」(1940)
切なさ
好きな人にどうしても甘くなってしまうとき
この一文の背景を知る →
『夫婦善哉』を見る
シェア
❝
思いがけなく来る通信に黒枠のものが次第に多くなる年齢に私も達したのである。
三木清「人生論ノート」(1941)
哀愁,諦観
年を重ね、親しい人たちとの別れが増えてきたとき
この一文の背景を知る →
『人生論ノート』を見る
シェア
❝
欲を捨ててしまえばいいのです。欲さえ捨ててしまえば、誰にでもすぐ使えるのです。
芥川龍之介「魔術」(1920)
皮肉、真理
何かを手に入れたいのに、その条件が矛盾しているとき
この一文の背景を知る →
『魔術』を見る
シェア
❝
今の武蔵野は昔の武蔵野ではない。 しかし今の武蔵野にも、 自然の美がないと云うものは、 必ずしも自然を解していないのだ。
国木田独歩「武蔵野」(1898)
覚醒
変わってしまったものに失望しそうなとき
この一文の背景を知る →
『武蔵野』を見る
シェア
❝
こんな立派な奥さんがあるのに、どうして大谷さんは、あんなに、ねえ
太宰治「ヴィヨンの妻」(1947)
切なさ、悲しみ
自分の人生の失敗や堕落を突きつけられたとき
この一文の背景を知る →
『ヴィヨンの妻』を見る
シェア
❝
現にこの世でもこれに類することはじつに多い。
倉田百三「愛と認識との出発」(1921)
驚き,神秘感
人生の不思議な巡り合わせを感じるとき
この一文の背景を知る →
『愛と認識との出発』を見る
シェア
❝
女の肌は月の光のように白く、水は黒曜石のようであった。
泉鏡花「高野聖」(1900)
陶酔
美しすぎるものに理性を失いそうになったとき
この一文の背景を知る →
『高野聖』を見る
シェア
❝
辺鄙で不便なのをも心にかけず、俸給も独り身の事であるから沢山は要らないから、赴任したようでした。
小泉節子「思い出の記」(1908)
決意, 希望
自分の信念のために不便さを受け入れようとするとき
この一文の背景を知る →
『思い出の記』を見る