新美南吉1943年)
童話166,228母の愛孤独
あらすじ — もし僕が狐になっても、母ちゃんはそばにいてくれる?
七人の子供たちが月夜に祭りを見に行く途中、足の遅い文六ちゃんのために下駄屋で新しい下駄を買う。そこで老婆が「夜に新しい下駄をおろすと狐に憑かれる」と言い、店の女主人がまじないの真似事をするが、帰り道で子供たちは、そのまじないが偽物だったと気づく。文六ちゃんが「コン」と咳をすると、皆は彼が狐に憑かれたと恐れ、いつものように家まで送らず立ち去ってしまう。一人で帰宅した文六ちゃんは、母親に狐憑きの話を尋ねる。母親は迷信だと否定しつつも、もし本当に狐になったらと文六ちゃんが問うと、愛情深く「お父さんとお母さんも狐になって一緒に山で暮らそう」と優しく答える。
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