もどる
自分もまた一字一句をも加減せず感じたるままを書きたり。
柳田国男「遠野物語」
背景解説
つまりね、柳田国男は聞き手の話を「ありのままに」記録することにめっちゃこだわってたんです。自分の考えや解釈を一切混ぜずに、そのまんま書く—それくらい『真実を伝える』ことを大事にしてたってわけ。SNS時代の今だからこそ、加工や脚色だらけの情報に疲れた僕たちの心に、この『ありのままを伝える覚悟』ってめちゃくちゃ響きませんか?
でもここで問題が生じるんです—『ありのまま』って本当に存在するのか、ってことが。
あらすじを見てみる →
本文を読む →
『遠野物語』の他のひとふみ
願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。
柳田国男
馬を駅亭の主人に借りて独り郊外の村々を巡りたり。
柳田国男
小字(こあざ)よりさらに小さき区域の地名は持主にあらざればこれを知らず。
柳田国男
ここにのみは軽く塵たち紅き物いささかひらめきて一村の緑に映じたり。
柳田国男
問題の大小をも弁(わきま)えず、その力を用いるところ当(とう)を失えりという人あらば如何(いかん)。
柳田国男
← ホームに戻る