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そして己達に何も知れるものでないと、己は見ているのだ。それを思えば、ほとんどこの胸が焦げそうだ。
ゲーテ「ファウスト」(1808)
絶望
どれだけ勉強しても答えが見えないとき
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きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写して誰にか見せむ。
森鷗外「舞姫」(1890)
虚無感、不安定さへの気づき
自分の変わりやすさに気づいたとき
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何だか大変小さく見えた。
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
孤独、郷愁、後悔
大切な人との別れが現実になったとき
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札は十円札らしい。女は長い睫(まつげ)を伏せて薄い唇(くちびる)を結んで一生懸命に、札の数を読んでいるが、その読み方がいかにも早い。しかも札の数はどこまで行っても尽きる様子がない。膝(ひざ)の上に乗っているのはたかだか百枚ぐらいだが、その百枚がいつまで勘定しても百枚である。
夏目漱石「夢十夜」(1908)
不安、違和感、虚無感
現実と非現実の狭間で戸惑ったとき
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古い道徳とどこまでも争い、 太陽のように生きるつもりです
太宰治「斜陽」(1947)
希望
新しい自分に生まれ変わりたいとき
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こんなとこにおかしいね。
宮沢賢治「山越え」(1921)
違和感, 戸惑い
予期しない出来事に遭遇したとき
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小娘はあの霜焼けの手をのばして、 窓から身体をのり出すが早いか、 窓の外の寒さに息をはずませながら、 勢いよく左右に振った。
芥川龍之介「蜜柑」(1919)
決意
大切な人のために必死になるとき
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恥の多い生涯を送って来ました。
太宰治「人間失格」(1948)
孤独
自分の人生を振り返るとき
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女の顔にはいつも何一つ表情というものがなく、それは怖ろしいほど美しく、恐ろしい顔でした。
坂口安吾「桜の森の満開の下」(1947)
恐怖、魅了
美しいものに恐怖を感じるとき
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蛭(ひる)が降るのです。木の枝から、雨のように蛭が降って来る。
泉鏡花「高野聖」(1900)
恐怖
逃げ場のない恐怖に直面したとき
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ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ
宮沢賢治「雨ニモマケズ」(0)
孤独, 悲しみ, 自己否定
自分の存在を誰からも認められていないと感じるとき
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ごんは毎日毎日、栗や松茸(まつたけ)を拾って来ては、兵十の家へ持って来てやりました。
新美南吉「ごんぎつね」(1932)
献身、孤独
誰にも気づかれない努力を続けているとき
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今までは全く他人本位で、根のない萍のように、そこいらをでたらめに漂よっていたから、駄目であった
夏目漱石「私の個人主義」(1914)
痛み
人の意見に流されて自分を見失ったとき
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よだかはどこまでも、 どこまでも、 まっすぐに空へ のぼって行きました。
宮沢賢治「よだかの星」(1934)
決意
もう後戻りできないとき
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自分は、いつのまにやら、 一言も本当の事を 言わない子になっていたのです。
太宰治「人間失格」(1948)
孤独
本当の自分を隠しているとき
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垢じみた萌黄色の毛糸の襟巻をした、 大きな風呂敷包みを抱えた、 十三四の小娘
芥川龍之介「蜜柑」(1919)
驚き
第一印象で人を判断しちゃうとき
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私は生きている。――そうだ、それだけで充分じゃないか。
堀辰雄「風立ちぬ」(1938)
覚悟
すべてを失っても前を向くとき
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おれは人殺(ひとごろし)であったんだなと始めて気がついた途端(とたん)に、背中の子が急に石地蔵のように重くなった。
夏目漱石「夢十夜」(1908)
絶望, 罪悪感, 恐怖
自分の隠された罪と向き合わされたとき
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ぼくは二千四百円の損害だ
宮沢賢治「注文の多い料理店」(1924)
滑稽
命の危険より金を気にしちゃうとき
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心胸には道理に知れない道理がある。わたしたちは千百の事物に於いてその道理以外の道理を知る。
パスカル「パスカルの言葉」(1943)
神秘
理屈じゃ説明できない感覚を大事にしたいとき
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