シェア
❝
あゝ おまへはなにをして来たのだと……吹き来る風が私に云ふ
中原中也「山羊の歌」(1934)
郷愁,自問
故郷に帰って、自分の人生を振り返っているとき
この一文の背景を知る →
『山羊の歌』を見る
シェア
❝
学問するには、その志を高遠にせざるべからず。飯を炊き、風呂の火を焚くも学問なり。天下の事を論ずるもまた学問なり。されども一家の世帯は易くして、天下の経済は難し。
福沢諭吉「学問のすすめ」(1872)
決意
学問の道を志すとき、自分の人生の目標について考えるとき
この一文の背景を知る →
『学問のすすめ』を見る
シェア
❝
相互を残りなく解するというが愛の第一義であるということすら分らない男なのだから仕方がない
夏目漱石「吾輩は猫である」(1905)
切なさ、失望
誰かを本当に理解してくれる人がいないと感じるとき
この一文の背景を知る →
『吾輩は猫である』を見る
シェア
❝
馬鹿々々しい、こんな処に誰が居るものか
福沢諭吉「福翁自伝」(1899)
憤慨,決断
理不尽な扱いを受けて故郷を出る決意を固めたとき
この一文の背景を知る →
『福翁自伝』を見る
シェア
❝
自由とわがままとの界(さかい)は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり。
福沢諭吉「学問のすすめ」(1872)
気づき
自分の行動が本当に自由なのか問い直したいとき
この一文の背景を知る →
『学問のすすめ』を見る
シェア
❝
「こ、こ、殺される前に、こっちから殺してやるんだ」どもりがブッきら棒に投げつけた。
小林多喜二「蟹工船」(1929)
決意, 怒り, 絶望
圧倒的な苦しみと不公正に直面して、最後の抵抗を示したいとき
この一文の背景を知る →
『蟹工船』を見る
シェア
❝
世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない
宮沢賢治「農民芸術概論綱要」(1926)
使命感
自分だけの幸せに疑問を感じたとき
この一文の背景を知る →
『農民芸術概論綱要』を見る
シェア
❝
路寂寞(じゃくまく)と古今(ここん)の春を貫(つらぬ)いて、花を厭(いと)えば足を着くるに地なき小村(こむら)に、婆さんは幾年(いくねん)の昔からじゃらん、じゃらんを数え尽くして、今日(こんにち)の白頭(はくとう)に至ったのだろう。
夏目漱石「草枕」(1906)
哀切, 深い洞察
人生の無常さと営みの積み重ねに気づいたとき
この一文の背景を知る →
『草枕』を見る
シェア
❝
親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
自嘲, 諦観
自分の人生を冷徹に見つめたいとき
この一文の背景を知る →
『坊っちゃん』を見る
シェア
❝
それは何であるかならば勇ましい高尚なる生涯であると思います
内村鑑三「後世への最大遺物」(1897)
感動
自分には何も残せないと感じたとき
この一文の背景を知る →
『後世への最大遺物』を見る
シェア
❝
世間というのは、 君じゃないか
太宰治「人間失格」(1948)
怒り
「世間」を振りかざす人に出会ったとき
この一文の背景を知る →
『人間失格』を見る
シェア
❝
世間の普通の人の身の上に何が起るか。大抵の人は借金をしたり、物を売りとばしたりして暮している。そうして何時までたっても楽にならない。それはいつも先の事を苦にして、今日の一日を楽しまないからではあるまいか。
森鷗外「高瀬舟」(1916)
気づき、共感
将来の不安に押しつぶされそうなとき
この一文の背景を知る →
『高瀬舟』を見る
シェア
❝
ただ一つ、私の作った椅子丈けが、今の夢の名残(なご)りの様に、そこに、ポツネンと残って居ります。でも、その椅子は、やがて、いずことも知れぬ、私達のとは全く別な世界へ、運び去られて了うのではありませんか。
江戸川乱歩「人間椅子」(1925)
虚無感、無力感、悲しみ、孤独
自分の努力や創作が無意味に感じられるとき、人生の意味を問い直したいとき
この一文の背景を知る →
『人間椅子』を見る
シェア
❝
自分はことし、二十七になります。白髪がめっきりふえたので、たいていの人から、四十以上に見られます。
太宰治「人間失格」(1948)
諦観,疲労
人生の重荷に疲れ果てて老け込んでしまったとき
この一文の背景を知る →
『人間失格』を見る
シェア
❝
日が暮れかけると、あたりの木立の中から、何やらむくむくと動くものが、幾つともなく這い出して来た。
泉鏡花「高野聖」(1900)
恐怖
日が暮れて不安が増すとき
この一文の背景を知る →
『高野聖』を見る
シェア
❝
兎に角君に教えるがね。一切の理論は灰いろで、緑なのは黄金なす生活の木だ。
ゲーテ「ファウスト」(1808)
覚醒
頭でっかちになって行動できないとき
この一文の背景を知る →
『ファウスト』を見る
シェア
❝
或春の日暮です。唐の都洛陽(らくよう)の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました。
芥川龍之介「杜子春」(1920)
孤独、虚無
人生に行き詰まって、ぼんやりしてしまうとき
この一文の背景を知る →
『杜子春』を見る
シェア
❝
何だか大変小さく見えた。
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
孤独、郷愁、後悔
大切な人との別れが現実になったとき
この一文の背景を知る →
『坊っちゃん』を見る
シェア
❝
世界は生々の氣に張られて居るのである。
幸田露伴「努力論」(1912)
活力,安堵
世の中に絶望を感じているとき
この一文の背景を知る →
『努力論』を見る
シェア
❝
ぼくは損害を賠償してもらう権利があります。そのためにご子息壮二君を人質としてつれてかえりました。
江戸川乱歩「怪人二十面相」(1936)
怒り, 恐怖
悪意ある報復に直面したとき
この一文の背景を知る →
『怪人二十面相』を見る