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人間椅子
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背景解説
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このようにして、私の情熱は、日々に激しく燃えて行くのでした。
江戸川乱歩「人間椅子」
背景解説
恋する気持ちの究極形を表現した名文。「死んでもいい」という極端な表現に、切ない恋心の深さが表れている。椅子の中からしか愛せない彼の絶望的な状況が、この一文に凝縮されている。
彼の命懸けの願いは叶うのか?
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『人間椅子』の他のひとふみ
そんな醜い容貌を持ちながら、胸の中では、人知れず、世にも激しい情熱を、燃やしていたのでございます。
江戸川乱歩
こんな、うじ虫のような生活を、続けていく位なら、いっそのこと、死んでしまった方がましだ。
江戸川乱歩
悪魔のささやきというのは、たぶんああしたことを指すのではありますまいか。
江戸川乱歩
私は、椅子の中へ入ると同時に、丁度、隠れ蓑でも着た様に、この人間世界から、消滅してしまう訳ですから。
江戸川乱歩
私は丁度あの「やどかり」でございました。
江戸川乱歩
椅子の中の恋(!)それがまあ、どんなに不可思議な、陶酔的な魅力を持つか。
江戸川乱歩
暗闇の世界の恋でございます。決してこの世のものではありません。
江戸川乱歩
これはまあ、何という恐ろしい事実であろう。
江戸川乱歩
原稿には、わざと省いて置きましたが、表題は「人間椅子」とつけたい考えでございます。
江戸川乱歩
「恋慕」が響くひとふみ
白桃の花だと思います
泉鏡花
自然はやはり、その恋人にのみ真心を打ち明けるものである。
寺田寅彦
媚態の要は、距離を出来得る限り接近せしめつつ、距離の差が極限に達せざることである。
九鬼周造
この足を持つ女こそは、彼が永年探しあぐねた、女の中の女であろうと思われた。
谷崎潤一郎
いいえ、あなただから、あなただから
泉鏡花
死の旅にも同時に出るのがわれわれ二人であるとあなたも約束したのだから
紫式部(与謝野晶子訳)
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