自分はことし、二十七になります。白髪がめっきりふえたので、たいていの人から、四十以上に見られます。
太宰治人間失格
背景解説
27歳で40歳以上に見られるという具体的な数字が、人生の重さを物語る。淡々とした文体が、もう驚くことも嘆くこともない境地を表している。静かな絶望の美しさ。
魂の疲労は肉体に刻印される
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