貧乏になった元金持ちの息子・杜子春は、洛陽の西門で自殺を考えていた時、謎の片目の老人に出会う。老人の教えに従い黄金を掘り当てた杜子春は、二度にわたって大金持ちとなり贅沢の限りを尽くすが、いずれも散財して元の貧乏に戻ってしまう。三度目に老人と会った時、杜子春は人間の薄情さに失望し、仙人になりたいと願う。老人は仙人・鉄冠子であることを明かし、杜子春を弟子として峨眉山へ連れて行く。そこで杜子春は「何があっても決して声を出してはならない」という試練を受ける。虎や蛇の襲撃、嵐、恐ろしい神将の脅し、そして両親の責め苦など、あらゆる魔性の誘惑と試練が襲いかかるが、最後に母親が地獄で苦しむ姿を見た時、ついに声