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何アんだ、俺達と同じ人間ではないか、ということが、然し直ぐ分らさった。
小林多喜二「蟹工船」(1929)
発見, 希望, 共感の転換
ロシア人に助けられ、はじめての人間的なふれあいを経験したとき
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兵十は火縄銃(ひなわじゅう)をばたりと、とり落しました。青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。
新美南吉「ごんぎつね」(1932)
衝撃、絶望
取り返しのつかないことが起きた瞬間
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「ごん、お前だったのか。いつも栗をくれたのは。」
新美南吉「ごんぎつね」(1932)
悲しみ、後悔、衝撃
真実を知ったのが遅すぎたとき
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葉桜のころの命についてお話いたします。
太宰治「葉桜と魔笛」(1939)
静けさ、予感
誰かの人生の物語に耳を傾けたいとき
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日本一の桃太郎は鬼が島の鬼を征伐した後、宝物の車に乗り、意気揚々と帰って来たのであった。
芥川龍之介「桃太郎」(1924)
皮肉、批判
勝者の正義に違和感を覚えるとき
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喜びにも悲しみにも、花はわれらの不断の友である。花とともに飲み、共に食らい、共に歌い、共に踊り、共に戯れる。
岡倉天心「茶の本」(1906)
あたたかさ
自然の美しさに心を動かされたとき
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この書を外国に在る人々に呈す
柳田国男「遠野物語」(1910)
切なさ、郷愁、想い
遠く離れた人たちのことを思うとき
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どこまでもどこまでも 一緒に行こう
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」(1934)
友情
別れが怖いとき
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兵十が気がつくと、土間に栗がかためておいてありました。
新美南吉「ごんぎつね」(1932)
衝撃、悲しみ
見落としていた真実に気づいたとき
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サムサノナツハオロオロアルキ
宮沢賢治「雨ニモマケズ」(0)
困惑, 孤立, 不安
周囲と合わせられず、心が定まらないまま時を重ねるとき
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それだけの善い事をした報(むくい)には、出来るなら、この男を地獄から救い出してやろうと御考えになりました。
芥川龍之介「蜘蛛の糸」(1918)
希望
小さな善行でも救われる可能性があると知りたいとき
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『蜘蛛の糸』を見る
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美しい閨秀作家としての彼女は、此の頃では、外務省書記官である夫君の影を薄く思わせる程も、有名になっていた。
江戸川乱歩「人間椅子」(1925)
誇り、逆転、力強さ
自分の力を信じたいとき、夫の陰に隠れたくないとき
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『人間椅子』を見る
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人間の能力は決して計算ずみではない。またわれわれはどれかの前例によってそれの能力を判断すべきではない。まだ試みられた部分はいかにも少ないのである。
ソロー「森の生活」(1854)
希望
自分の可能性を信じられなくなったとき
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『森の生活』を見る
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私は今の私を恥ずかしいとは思わない。然し満足しているとも思わない。
有島武郎「小さき者へ」(1918)
誠実
自分の不完全さを認めるとき
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鬼は元来平和を愛する種族だった。
芥川龍之介「桃太郎」(1924)
衝撃、皮肉
正義だと信じていたものの裏側を見てしまったとき
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我脳中には唯我は免(ゆる)すべからぬ罪人なりと思ふ心のみ満ち/\たりき。
森鷗外「舞姫」(1890)
罪悪感、絶望、孤独
自分の選択がもたらす結果に直面し、取り返しのつかない過ちを犯したと感じるとき
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人類多しといえども、鬼にもあらず蛇にもあらず、ことさらにわれを害せんとする悪敵はなきものなり。
福沢諭吉「学問のすすめ」(1872)
希望, 決意
人間関係に不安や警戒心を感じているとき
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そしてそれが花の精かも知れないと怖れることだけは忘れませんでした。
坂口安吾「桜の森の満開の下」(1947)
畏怖、本能的恐怖
美しいものの正体を疑うとき
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当軒は注文の多い料理店ですから どうかそこはご承知ください
宮沢賢治「注文の多い料理店」(1924)
恐怖
何かがおかしいと薄々気づいたとき
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どんな人間にだって、よしんばただのひとところだけでも、他人(ひと)からいたわってもらえるところがなくちゃなりませんからな!
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
切なさ
自分の惨めさを認識しながらも、人間らしい尊厳を求めるとき
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