これならば完全だ、欠点がないという女は少ないものだと私は今やっと気がつきました。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(02 帚木)」(1914)
こうした不用心な時に男も女も間違った運命へ踏み込むものだと源氏は思った。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(08 花宴)」(1914)
人生とはこんなに寂しいものだったのだと源氏は思った。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(12 須磨)」(1914)
もうあとへは退けない気になっていて、再び情火を胸に燃やしながら心をこめた手紙を続いて送っていた。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(20 朝顔)」(1914)
つまらない親にまさった子は自然に任せておきましてはできようのないことかと思います。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(21 乙女)」(1914)
うつせみのわがうすごろも風流男に馴れてぬるやとあぢきなきころ(晶子)眠れない源氏は、……
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(03 空蝉)」(1914)
短い人生もああした人といっしょにいれば長生きができるだろう。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(28 野分)」(1914)
身にしみて物を思へと夏の夜の蛍ほのかに青引きてとぶ     (晶子)源氏の現在の地位はきわめて重いが、……
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(25 蛍)」(1914)