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私たちの喪服はこの月で脱ぐはずですが、暦で調べますと月末はいい日でありませんから延びることになりますね。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(30 藤袴)」(1914)
慈愛 →
形式的な会話の中に真心を込めたいとき →
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みをつくし逢はんと祈るみてぐらもわれのみ神にたてまつるらん (晶子)須磨の夜の源氏の夢にまざまざとお姿を現わされて……
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(14 澪標)」(1914)
冒頭 →
書き出し →
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二月の二十幾日に紫宸殿の桜の宴があった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(08 花宴)」(1914)
幽玄 →
言葉にできない感覚に包まれたとき →
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六条院の春の御殿の庭は平生にもまして多くの花が咲き、小鳥が来て、春はここにばかり好意を見せていると思われた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(24 胡蝶)」(1914)
幽玄 →
言葉にできない感覚に包まれたとき →
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帝は源氏の大臣にそっくりなお顔であるが、思いなしか一段崇高な御美貌と拝されるのであった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(29 行幸)」(1914)
畏敬,美 →
人の中に超越的な美を見出したとき →
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自分は可憐な人を発見することができた。そこで意外な収穫を得るのだ。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(05 若紫)」(1914)
発見の喜び →
予期せぬ出会いに心躍るとき →
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この美しい人たちは皆自分の一家族であるという幸福を源氏は感じた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(32 梅が枝)」(1914)
充実 →
大切な人たちに囲まれた幸せを実感するとき →
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私はどんな罪を前生で犯してこうした悲しい目に遭うのだろう。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(13 明石)」(1914)
無常 →
人生の苦境で自分の運命を問うとき →
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男は化粧した女のような白い顔をしているものではないのに、若い玉鬘の心はそれを軽蔑した。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(29 行幸)」(1914)
軽蔑 →
自分の美意識と周囲の価値観が合わないとき →
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何事も無力な母のそばにおりましては気の毒でございます。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(19 薄雲)」(1914)
自己犠牲 →
自分の力不足を痛感するとき →
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もうあとへは退けない気になっていて、再び情火を胸に燃やしながら心をこめた手紙を続いて送っていた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(20 朝顔)」(1914)
執着 →
恋が叶わない相手への想いが抑えられないとき →
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青海の波しずかなるさまを舞ふ若き心は下に鳴れども (晶子)朱雀院の行幸は十月の十何日かということになっていた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(07 紅葉賀)」(1914)
冒頭 →
書き出し →
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末遠き二葉の松に引き分かれいつか木高きかげを見るべき
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(19 薄雲)」(1914)
哀愁 →
愛する子どもを手放さなければならないとき →
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人生などというものは、せめて好きな楽しみでもして暮らしてしまいたい。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(21 乙女)」(1914)
無常 →
人生の意味について考えるとき →
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住吉の神が導いてくださるのについて、早くこの浦を去ってしまうがよい。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(13 明石)」(1914)
希望 →
運命の転機を迎えようとするとき →
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理想どおりにこの世はならないものだ。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(09 葵)」(1914)
諦観 →
複数の愛に翻弄されて人生の理不尽さを感じたとき →
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ああ寒い。今年こそもう商売のうまくいく自信が持てなくなった
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(04 夕顔)」(1914)
哀愁 →
贅沢な暮らしから離れた現実の厳しさを知ったとき →
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炎暑の日に源氏は東の釣殿へ出て涼んでいた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(26 常夏)」(1914)
苦悩 →
心が引き裂かれるような思いのとき →
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限りとて別るる道の悲しきにいかまほしきは命なりけり
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(01 桐壺)」(1914)
哀愁 →
大切な人との永遠の別れを前にして、もう少し生きていたいと願うとき →
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冷淡な態度を取れる者はあまりなさそうなのに源氏はかえって失望を覚えた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(06 末摘花)」(1914)
無常 →
恋愛に飽きを感じているとき →
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