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こんな処にいるけれど、世帯持は上手なのよ。
永井荷風「濹東綺譚」(1937)
自負
自分の能力をアピールしたいとき
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うき身世にやがて消えなば尋ねても草の原をば訪はじとや思ふ
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(08 花宴)」(1914)
切なさ
はかない恋に身を委ねたとき
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何故このように年をば取る
樋口一葉「たけくらべ」(1895)
困惑
大人になることに戸惑うとき
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これは軽薄な花なものか。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(33 藤のうら葉)」(1914)
信頼
愛を信じたいとき
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俺は二つの魂を胸に住まわせている。
ゲーテ「ファウスト」(1808)
葛藤
自分の心が分からなくなったとき
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賢い人と愚かな人の違いは、学ぶか学ばないかによってできるものなのです
福沢諭吉「学問のすすめ」(1872)
希望
自分には才能がないと諦めそうになったとき
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私は、勝ったと思っています。
太宰治「斜陽」(1947)
誇り
困難を乗り越えたとき
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上手なはずだ。人間ではない、人魚が描いたのだもの。
小川未明「赤い蝋燭と人魚」(1921)
驚き
才能の源泉を知ったとき
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あの女が俺なんだろうか?
坂口安吾「桜の森の満開の下」(1947)
困惑
自分の中の恐ろしい一面に気づいたとき
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自分が得なかった場合にはこのすぐれた人は他人の妻になっているのだと、こんなことを想像する瞬間でさえ胸がとどろいた。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(31 真木柱)」(1914)
恋慕
片思いの相手を想うとき
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底がぬけた柄杓で水を呑まうとした
尾崎放哉「尾崎放哉選句集」(1926)
諦念
何をやってもうまくいかないとき
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私は愛することはなかなかできないけれど私は愛せねばならない。
倉田百三「愛と認識との出発」(1921)
苦悩
愛の理想と現実の狭間で悩むとき
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人生はフィクション(小説)である。
三木清「人生論ノート」(1941)
諦念
人生の不確実性や虚構性を実感するとき
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しからばどこから私の誤謬は生じるのであろうか。
デカルト「省察」(1641)
反省
自分の判断ミスを振り返るとき
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しかも季節に縁のないレインコートをひつかけていた。
芥川龍之介「歯車」(1927)
不吉
何か悪いことが起きそうな予感がするとき
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実に言葉にも尽くされないほどの辛労と艱難とを忍び、共に共に武家の奉公を耐え続けた
島崎藤村「破戒」(1906)
哀愁
長年の苦労を振り返ったとき
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ひょっとしたら、私は大変みだらな女なのかもしれない。
太宰治「待つ」(1942)
自己嫌悪
自分の本心に疑いを抱くとき
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二十面相の名にかけて間違いありません。
江戸川乱歩「怪人二十面相」(1936)
覚悟
自分の名誉をかけて約束するとき
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二十一年の大誓願、端なくも今宵成就いたした
菊池寛「恩讐の彼方に」(1919)
歓喜
長年の夢がついに叶ったとき
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嘉十はもう全く自分と鹿との違いを忘れて、「ホウ、やれ、やれい。」と叫びながらすすきの陰から飛び出しました。
宮沢賢治「やまなし」(1923)
歓喜
境界線を越えて一体感を感じるとき
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