あいがたきいつきのみことおもいてきさらにはるかになりゆくものを(晶子)前斎宮の入内を女院(にょいん=太上天皇の后)……
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(17 絵合)」(1914)
あるところに、人のよいおばあさんが住んでいました。
小川未明赤い船」(1922)
「では皆さんは、昔の人が川だと言ったり、乳(ちち)の流れた跡だと言ったりしていた、……
宮沢賢治銀河鉄道の夜」(1934)
そのとき西のぎらぎらのちぢれた雲のあいだから、……
宮沢賢治やまなし」(1923)
この本を外国にいる人々に贈ります
柳田国男遠野物語」(1910)
それはまだ人々が「愚」という貴い徳を持っていて、世の中が今のように激しく軋み合わない時分であった。
谷崎潤一郎刺青」(1910)
「論語」を読む人のために東洋を知るには儒教を知らなければならない。
下村湖人現代訳論語」(1949)
紫のかがやく花と日の光思いあわざることわりもなし      (晶子)どの天皇様の御代だったか、……
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(01 桐壺)」(1914)
序文 論語は「天の書」であると共に「地の書」である。
下村湖人論語物語」(1938)
恨めしと人を目におくこともこそ身のおとろへにほかならぬかな (晶子)天皇が新しくお立ちになり、……
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(09 葵)」(1914)
些細なことが私たちを慰めてくれる。なぜなら些細なことが私たちを悲しませるから。
パスカルパスカルの言葉」(1943)
道もなき蓬をわけて君ぞこし誰にもまさる身のここちする    (晶子)源氏が須磨、……
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(15 蓬生)」(1914)
序論……われらはいっしょにこれから何を論ずるか……おれたちはみな農民である ずいぶん忙しく仕事もつらいもっと明るく生き生
宮沢賢治農民芸術概論綱要」(1926)
地面の底の病気の顔地面の底に顔があらわれ、さみしい病人の顔があらわれ。
萩原朔太郎月に吠える」(1917)
ポチの鳴き声で僕は目が覚めた。
有島武郎生れ出づる悩み」(1918)