人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ。
太宰治ヴィヨンの妻」(1947)
幸福は一生、来ないのだ。それは、わかっている。
太宰治女生徒」(1939)
朝御飯が一番おいしくなるようにならなければ
太宰治斜陽」(1947)
朝、食堂でスープを一さじ、すっと吸ってお母さまが、「あ」と微かな叫び声をあげられた。
太宰治斜陽」(1947)
朝、目を覚ますときの気持ちは、面白い。
太宰治女生徒」(1939)
私は議論をして、勝ったためしがない。
太宰治魚服記」(1933)
女は、自分の運命を決するのに、微笑一つでたくさんなのだ。
太宰治女生徒」(1939)
そりゃもう、僕にくらべたら、どんな男でも、あほらしく見えるんだからね。
太宰治」(1947)
私は、今夜、殺される。殺されるために走るのだ。
太宰治走れメロス」(1940)
青春というものは、ずいぶん大事なものなのよ。
太宰治葉桜と魔笛」(1939)
指導者は全部、無学であった。常識のレベルにさえ達していなかった。
太宰治黄金風景」(1939)
私がいなくなっても、もう姉さんたちは一生遊んで暮せるでしょう。
太宰治畜犬談」(1939)
あの蠟燭が尽きないうちに私が眠るか、またはコップ一杯の酔いが覚めてしまうか、どちらかでないと、キクちゃんが、あぶない。
太宰治」(1947)