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「いき」の構造
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背景解説
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媚態とは、一元的の自己が自己に対して異性を措定し、自己と異性との間に可能的関係を構成する二元的態度である。
九鬼周造「「いき」の構造」
背景解説
色っぽさとは何かを哲学的に解明した画期的な定義。一人の人間の中に「自分」と「相手への意識」という二つの極が生まれる瞬間を捉えている。
そうして「いき」のうちに見られる「なまめかしさ」「つやっぽさ」「色気」などは、すべてこの二元的可能性を基礎とする緊張にほかならない。
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『「いき」の構造』の他のひとふみ
生きた哲学は現実を理解し得るものでなくてはならぬ。
九鬼周造
我々に直接に与えられているものは「我々」である。
九鬼周造
媚態の要は、距離を出来得る限り接近せしめつつ、距離の差が極限に達せざることである。
九鬼周造
「いき」は媚態でありながらなお異性に対して一種の反抗を示す強味をもった意識である。
九鬼周造
「いき」は「浮かみもやらぬ、流れのうき身」という「苦界」にその起原をもっている。
九鬼周造
「野暮は揉まれて粋となる」
九鬼周造
「いき」は恋の束縛に超越した自由なる浮気心でなければならぬ。
九鬼周造
垢抜して(諦)、張のある(意気地)、色っぽさ(媚態)
九鬼周造
「いき」は恋の束縛に超越した自由なる浮気心でなければならぬ。
九鬼周造
「いき」の研究は民族的存在の解釈学としてのみ成立し得るのである。
九鬼周造
「好奇心」が響くひとふみ
私はこれが犯罪事件ででもあって呉れれば面白いと思いながらカフェを出た。
江戸川乱歩
これでよしと。でも、うまくいくかしら。万一、賊がこいつに足くびをはさまれて、動けなくなったら、さぞ楽しいだろうなあ。
江戸川乱歩
このような話を聞き、このような場所を見てきた後、これを人に語りたがらない者が果たしているだろうか。
柳田国男
母ちゃん、お星さまは、あんな低いところにも落ちてるのねえ
新美南吉
われらは新たな美を創る 美学は絶えず移動する
宮沢賢治
目に見えているものが、いっとう神秘である。
中井正一
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