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鬼が島の鬼と云うのは、角のある為にかうかう云う鬼が島に住んでいる、人のいい鬼ばかりであった。
芥川龍之介「桃太郎」
背景解説
角があるから「鬼」と呼ばれて島に追いやられた、本当は人のいい存在たち。見た目が違うだけで排除される。これって差別の構造そのもの。芥川は童話の形を借りて、人間社会の本質を暴いてる。
その「人のいい鬼」たちの島に、桃太郎軍団が攻め込んでくる。
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『桃太郎』の他のひとふみ
鬼は元来平和を愛する種族だった。
芥川龍之介
桃太郎は如何に怠惰であるかは、この話の冒頭にも述べた通りである。
芥川龍之介
犬は唯きび団子が欲しさに、鬼の征伐に加勢したのであった。
芥川龍之介
日本一の桃太郎は鬼が島の鬼を征伐した後、宝物の車に乗り、意気揚々と帰って来たのであった。
芥川龍之介
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