ホーム
/
源氏物語(13 明石)
/
まだ雨風は止まないし、雷...
/
背景解説
もどる
まだ雨風は止まないし、雷鳴が始終することも同じで幾日か経った。今は極度に侘しい須磨の人たちだった。
紫式部(与謝野晶子訳)「源氏物語(13 明石)」
背景解説
止まない嵐、終わらない雷鳴、そして極度の侘しさ。須磨に流された源氏の絶望が、天候の描写に凝縮されている。自然の猛威と人間の孤独が重なる名場面。
嵐の中の孤独が、自分の孤独と重なる。
あらすじを見てみる →
本文を読む →
『源氏物語(13 明石)』の他のひとふみ
私はどんな罪を前生で犯してこうした悲しい目に遭うのだろう。
紫式部(与謝野晶子訳)
泡と見る淡路の島のあはれさへ残るくまなく澄める夜の月
紫式部(与謝野晶子訳)
住吉の神が導いてくださるのについて、早くこの浦を去ってしまうがよい。
紫式部(与謝野晶子訳)
「孤独」が響くひとふみ
そう考えるとたまらないほど、自分もカムパネルラも哀れなような気がするのでした。
宮沢賢治
内供は人を見ずに、ただ、鼻を見た。
芥川龍之介
おれは食欲があるが、あんなものはいやだ。
フランツ・カフカ
正直だから、どうしていいか分からないんだ。
夏目漱石
世界中にたった二人の私たちがここにいるのです。
夢野久作
私は寂しい人間です。
夏目漱石
← ホームに戻る