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蒲団
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背景解説
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三十六にもなって、子供も三人あって、あんなことを考えたかと思うと、馬鹿々々しくなる。
田山花袋「蒲団」
背景解説
36歳の既婚男性が、若い女弟子への恋心を振り返って「俺、何やってんだ...」って自分にツッコミを入れてる瞬間。今でいう「推しに本気になっちゃった大人」みたいな感覚で、めちゃくちゃリアルで痛い。この時代にこんな生々しい心理描写を書いた田山花袋、やばすぎる。
でも彼がこの後とった行動は、現代なら確実に炎上案件なんです...
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『蒲団』の他のひとふみ
道を歩いて常に見る若い美しい女、出来るならば新しい恋を為たいと痛切に思った。
田山花袋
とにかく時機は過ぎ去った。彼女は既に他人の所有ものだ!
田山花袋
私共は熱情もあるが理性がある!
田山花袋
私は決心致しました。
田山花袋
若い二人の恋が愈いよいよ人目に余るようになったのはこの頃であった。
田山花袋
「諦念」が響くひとふみ
幸福は一生、来ないのだ。それは、わかっている。
太宰治
そこで考え出したのは、道化でした。
太宰治
人間は、お互い何も相手を分からない。
太宰治
ただ、一切は過ぎて行きます。
太宰治
おまえはもうカムパネルラを探してもむだだ
宮沢賢治
しかし、下人は雨がやんでも、特別どうしようという当てはない。
芥川龍之介
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